きっと、こんな特質を持つ起業者が令和時代に活躍する


お知らせ [2024/10/29]

個人の起業&開業あるある

私も最初はわからなかったのですが、10年以上、何十人も様々な起業者・開業者と関わる中で徐々に成功する起業者と失敗する起業者の”違い・傾向”が見えてきました。このページでは、その内容を『起業・開業あるある集』として30個以上の内容をまとめました。


目次

最初に-今までの時代と令和の時代

より多くの人の意識がシフトしていく

今までの時代は、幸福の価値観が多くの何かの犠牲の上に成り立っているところがありましたが、これからの時代は、様々な出来事を通じて、多くの人の根本的な価値観が「個人単位の幸福」⇒「全体としての幸福」にますます変容していくと思われます。

その”全体”の意味合いも、全体=人類のみではなく、全体=人類+地球上の様々な生命、のようにより広範囲を指すようになるでしょう。(地球上の様々な生き物・環境を犠牲にした人類の成長は、最終的に人類自身も生きて行けなくなることを、より多くの人が理解するようになるからです)

これからは本質的な事業内容が一層求められると思います

コロナウイルスで猛烈な事業の統廃合が進んでいます。人間が生きていく上で重要な基本的な要素として、衣・食・住が挙げられますが、それぞれの分野において

  • より人間が生き生きと健康的に生きられる内容
  • 人類と自然界との共生が実現できるもの

にますます価値が置かれると思います。

 

きっと、こんな特質を持つ起業者が令和時代に活躍する

私は様々な起業者の方々を見てきました。起業して数年後も活躍されている方は一握りの方です。

以下の内容は

  • 『起業して約10年以上事業運営されている起業者の方々の特質』(平成の時代)

に加えて、

  • 『これからの時代に活躍するであろう起業者の特質』(令和の時代)

についても記載したいと思います。

(重複する内容もありますが、あえてそのまま列挙しました。(各内容をクリックすると解説を表示できます))

 

起業して約10年以上事業運営されている起業者の方々の特質(平成の時代)

人間性

自立度が高い
自立は「他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。」の意味になりますが、起業者に求められる自立は、より高い次元の自立です。自身の自立はもちろんのこと、自分を通してより周囲を豊かにしていきたい、幸せにしていきたいという高い意識を持っています。ある起業者の方が『私は頂いた報酬の10倍の仕事をするよう心がけている』と言った話を聞いたことがあります。
精神的に安定している
起業者は会社務め以上に様々な変化(収入の変化、市場の変化など)にさらされます。そのため、様々な変化が訪れても冷静さを保ち、その時々に柔軟に対応することが求められます。もし、起業者に精神的な安定性が欠けていると、自分自身が作り出した不安の妄想によって自滅してしまう可能性があります。
忍耐強い
ここで忍耐強さは我慢するというより、機が満ちるまでじーーーっと待てるか、という意味合いが強いです。起業したら何でもやりたいことがやれる、と思っている方もいるかもしれませんが、下積み時代ともいえる地道な積み上げを求められるようなこともあります。現状がどのような状況であろうと、今できること、今なすべきことに忍耐強く取り組むことが大切です。
自己肯定感が高い
自己肯定感は、自分自身に対する肯定感で、自分自身をどれだけ受け入れられているか、自分自身をどれだけ大切に扱えているかとも言えます。活躍している起業者の方は自己肯定感が高い方が多いです。自己否定感が強いと、何か課題に直面したとき「やっぱり私には無理なのよ」など、自分で自分を檻の中に入れてしまうようになり、それを現実として体験するようになりますが、自己肯定感の高い方は、自分自身を信頼しているため、あきらめない、自由に伸び伸びとチャレンジする、など状況に関わらず生き生きとしている印象を受けます。
面倒見が良い
軌道に乗った起業者を数年に渡って見ていく中で、気づいたのは総じて面倒見が良い人が多い、ということです。お客さんのことはもちろんのこと、仕事の後輩や部下の面倒を快くみれる、ということです。
誠実であろうとしている
誠実であろうと心がけている方が多いように感じます。嘘はつかない、過剰な表現を避ける、可能な限り約束は守る、できないことはできないと伝えるなど、とても地道な内容に対してその人なりに努力している話を度々聞きます。一目を引くような派手さはありませんが、その代わりに安心感が滲み出てきます。また、この気質を持つ起業者は誠実なお客さんにも恵まれます。

仕事の人間関係

自らの専門分野における卓越した指導者がいる

何らかの専門分野における起業の場合、その師匠とも言える方がいる場合も多いです。自分自身で取り組む姿勢は書かせませんが、何でも自分で開拓するのはかなりの時間、労力、リスクも伴い、難行になります。卓越した指導者は、その分野において様々な知識と経験を持っているため、起業者が課題に直面した時、適切な助言、サポート、気づきを促すことができます。

同業の仲間・友人が複数人との繋がりがある

何かの分野において真剣に取り組んでいれば、自然と生まれる繋がりになります。お互いを高め合い、支え合う、とても素晴らしい繋がりです。また、経験上、この横の繋がりは情報が入ってくるのがとても早いです。ニュースなど表沙汰になる前にお知らせが来たりします。

職場の仲間から信頼され、何らかの分野において頼られる存在である

起業する前の仕事(多くの人がサラリーマン⇒起業の順で進んでいきます)で、職場の仲間から信頼されていたり、自分の担当分野において頼られる存在であることも多いようです。

職場で穏やかな人間関係で築けている

起業前の仕事で円滑な人間関係を築けていた方は、起業後にお客さん含め、様々な関係者と穏やかな人間関係を築きやすいです。過去、人間関係で頻繁にトラブルを起こしてきた方が起業すると、人間関係に翻弄&疲弊してしまう可能性が高いです。

 

仕事の実績

職場で何らかの賞をもらった、売上に大いに貢献してきた

実は起業後に順調に軌道に乗っていける方の多くが、起業前に自分の専門分野における実績をあげてきた方が多いです。

  • 売上No.1になったことがある
  • 賞を受賞した
  • 売上に大いに貢献している
  • 指名を多く受ける
  • リピート率が高い

などが一つの目安になると思います。

仕事の経験

起業・開業に直結する分野の仕事での十分な経験がある

経験値が多いほど、起業後に軌道に乗りやすくなります。

どれだけの経験を積めばよいかは、なかなか判断が難しいところですが、例えば

  • 10年以上の経験がある
  • 1000件以上の経験がある

以上のどちらかに当てはまれば、非常に準備ができていると言えますが、起業してからでないと経験値が増やせないこともあります。実は多くの起業者が準備万端とは言えない状況から起業しています。(私の場合は、次に何をするか決まっていないのに、会社を辞めてしまったぐらいです・・・。そのあと、結構大変でしたが。)私自身も経験してわかったのは、起業は実際してからの方が学ぶことが多いです。

また、起業する際は、提供するサービスである程度の経験は不可欠と実感しています。いくつかの起業者を見てきてわかったのは、各業種ごとにほとんど一般に知られていない注意点ともいえる内容(外見からはわからない業界の実情、業種に関連する法律、業界内の独自の対処法など)があります。昨今、様々な情報がインターネットに掲載されているため、調べることは可能ですが、そもそもそういうことがあると知らないと、調べようもありません。この内容はその業界に数年関わっていないとわからない、気づけないような内容も多く、ある程度の業界事情を把握しておくのは、起業者の最低限の準備と言えるでしょう。

最終的にはどのタイミングで起業するかは、最終的に本人が『今こそタイミング』と深いところで感じた時と言えるのかもしれません。

能力

ある物事を全体を10とした時、2~3割教えられれば、残りの7~8割は自己解決できる

軌道に乗っている起業者の方々は、物事の理解力がある程度高く、行動力もあります。2~3割の説明でも、残りの7~8割はその人なりに自己解決できる印象を受けています。

  • スマートにできなくても、とにかくやってみる
  • まずはやってみて、やりながら修正していけばいい

という姿勢を持っている方が多いです。

 

健康

健康である

起業する以上、活動の基盤となる健康が欠かせません。どの程度の健康が求められるかというと、普通に生活できる程度の健康です。

私の身近にいる起業者には、

  • タバコはしない(害しかありませんので)
  • お酒はあまり飲まない
  • 菜食志向or自然食志向(添加物・化学調味料・遺伝子組み換えはできるだけ取らない)

という方が多いです。

起業者は、自分自身を常に整えることが求められるため、自分のエネルギー状態が乱れる要因となるものは自然と避けるようになります。私自身も、会社勤め時代より今の方が健康に気を使う・配慮するようになりました。

これからの時代に活躍するであろう起業者の特質(令和の時代)

ビジョン・展望

仕事に関わる関係者・存在が笑顔になるような、ビジョンがある

ビジョンは事業における道標です。軌道に乗っている起業者は、このビジョンを明確に持っています。スピリチュアリティの高い方の場合、自分が生まれてきた目的を自覚している話も聞きます。ビジョンはその人の準備ができた時に、その人が受け取れる範囲内で与えられる、啓示されていく印象を受けています。

大きく分けて、『考えるビジョン』と『インスピレーションによるビジョン』があり、これからは益々後者が重要になってくると実感しています。

日々の習慣

瞑想する習慣がある

瞑想は自分自身を整え、今に生き、なすべきことをなすための助けとなります。

瞑想といっても、様々な瞑想法があります。軽い程度のものから、直接本源と繋がって猛烈に浄化し、人間に秘められた神秘のドアが開かれるような非常に強力な方法もあります。

最後に

これから起業しようと考えている方が、このページを読んだら躊躇してしまう方もおられるかと思いますが、自分自身だけでなく、複数の起業者の変遷を見てきているので、率直に書いてみました。

いままで沢山の起業者を見てきて、確かに提供するサービスの質・完成度は非常に大切ですが、このページには人間性に関わる内容を複数掲載しています。仕事ができれば人間性は2の次、みたいな記事をどこかで見たことありますが、私自身が見たり聞いたりしてきて言えることは、ある程度の人間性が伴っていないと

  • 起業してもなかなか軌道に乗れない
  • 起業後にトラブルが起きやすい(職場やお客さんとのトラブル、悪化すると訴訟など)
  • 事業が成長しても、ある日突然、崖から落ちるように急降下(廃業、多額の借金)

など、厳しい状況を体験された例をいくつも見てきました。

それに比べ、優しさや思いやりのある起業者の場合、なかなか仕事がうまく行かなくてもサポートしてくれる仲間や、辛抱強く成長を見守ってくれる指導者に恵まれ、最終的に乗り越えていける印象を受けています。

・・・・・・・・・

私は最近、進化した文明とはどのようなものか、と時折考えます。今の地球は混沌としていますが、平和でみんなが喜びに満ちて生きられる文明があるとしたら、その文明はどのような仕組みで、人々はどのような在り方で生きているのだろうか、と。

私が今考えられる限りで、もっと多くの人のハートが開かれたら、この世界はもっと愛が溢れ、調和の取れた世界になると思います。

このページの内容は、定期的に更新していこうと思います。

 

『起業・開業者向け』参考記事リスト

『重要記事』一覧

『起業・開業を検討・模索されている方向け記事』一覧

自分自身を整え・助けとなる『瞑想』

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