このページでは、アートマ・クリヤ・ヨーガに関連する情報を掲載しています。
クリヤ・ヨーガとアートマ・クリヤ・ヨーガの関連性、アートマ・クリヤ・ヨーガについて一般に公開されている内容を引用する形で整理し、まとめました。(※個人的にまとめたものなので、詳細については公式サイトでご確認ください)
最初に
個人的な想い
アートマ・クリヤ・ヨーガをもっと知ってほしい、体験してほしい、との想いがあり、このページを作りました。
元々、クリヤ・ヨーガは非常に密教性が高く、ヒマラヤ山脈のヨーギー(科学的瞑想法により高い境地に至ろうとする修行者、もしくは既に至った覚者)たちの間の門外不出の秘伝として、親密な師弟関係を通してのみ伝えられてきたと、言われています。
以前は、クリヤ・ヨーガの伝授に至る門は非常に狭く、また伝授希望者に求められる水準も高く、ヒマラヤから地理的に遠く離れた日本においては、とても恵まれた状況の方にのみ受けらたのではないか、と思われます。
しかし近年、日本にいながらクリヤ・ヨーガを学ぶことができるようになっただけでなく、その伝授資格も昔より緩和されています。この緩和された理由の背景の一つとして、人々の意識を迅速に高め、地球上の様々な危機的状況を乗り越えていきたいという思いもあるようです。
クリヤ・ヨーガには様々な行法があり、このページではクリヤ・ヨーガの一つであるアートマ・クリヤ・ヨーガを中心に紹介します。
アートマ・クリヤ・ヨーガを紹介する理由は、
- まず私自身がその恩恵を実感していること
- 日本の大都市で受講できる環境が整っていること
- 伝えられている方(パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師)が今も肉体を持って生きておられる
が挙げられます。
アートマ・クリヤ・ヨーガの効能は言葉で表現しきれないものですが、個人的経験より師が肉体を持って生きておられることがとても大きいです。
クリヤ・ヨーガを知らない方はもちろんのこと、パラマハンサ・ヨガナンダ師のヨギの自叙伝で知って、興味を持って調べられてる方にも参考になればと思っています。
引用が中心になります
他のクリヤ・ヨーガと同様に、アートマ・クリヤ・ヨーガも具体的な行法や効能については公開が禁じられています。そのため、以下内容は、すでにホームページ、ブログ、SNS等で公開されている内容の引用を中心に掲載します。
ブログ、SNS等はその性格上、過去に投稿された珠玉のメッセージが埋もれてしまっています。
このページを通して、今まで公開されてきた内容を掘り起こし、整理した形で多くの人に伝わってくれたらと願っています。
クリヤ・ヨーガ(Kriya yoga)
アートマ・クリヤ・ヨーガの話をする前に、クリヤ・ヨーガの話をしたいと思います。
クリヤ・ヨーガとは?
クリヤ・ヨーガについて有名な著書といえば、パラマハンサ・ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」です。
クリヤ・ヨーガは覚者レベルの方々に伝えられてきた秘技でした。そのため、一般にはほどんど知られていませんでしたが、19世紀にマハ・アバター・ババジ(不老・不死の神人)が何千年来のクリヤ公開の禁令を解かれ、弟子のラヒリ・マハサヤを通して伝えられるようになった歴史があるようです。
この本には、クリヤ・ヨーガは、「特定の行法(クリヤ)による神との合一(ヨガ)」という意味と書かれています。
クリヤは古代伝来の科学である。・・・(マハ・アバター・)ババジは、人類が長い間の暗黒時代に見失ってしまったこの技法を再発見し、かつその精髄を明らかにされた。そして、あらためてこれを、単にクリヤ・ヨガと名付けられたのである。ババジはラヒリ・マハサヤに言われた「この十九世紀の世に、わたしがお前を通じて世界の人々に贈ろうとしているこのクリヤ・ヨガは、何千年も昔、クリシュナがアルジェナに授け、後に、パタンジャリ、キリスト、ヨハネ、パウロ、およびそのほかの弟子たちにも知られるようになったものと同一の科学である」 [出典:あるヨギの自叙伝)]
またこのようにも書かれています。
「クリヤ・ヨーガは、人間の進化を促進するするための手段である」・・・三十秒のクリヤがもたらす霊的進化は、自然のままに生活する場合の一年分の霊的進化に匹敵する・・・聖典は、人間が脳を完全に発達させて宇宙意識に到達するには、正常で健康な生活を続けたとしても百万年かかると断言している。[出典:あるヨギの自叙伝)]
マハヴァター・ババジ(Mahavatar Babaji)
クリヤ・ヨガの源泉とも言える存在がマハヴァター・ババジ大師です(英語表記でMahavatar Babaji。日本語ではマハー・アヴァター・ババジと書かれることも。その他、シュリー・グル・ババジ、クリヤー・ババジなど様々な呼び名があるようです)。
この大師は、すでに何世紀-おそらく数千年-にもわたって肉体を保持している不死身の神人である。・・・ババジの霊的状態は、人間の理解力をはるかに超えたものだ・・・人間の貧弱な視力では、この大師の超絶的な星を見抜くことができない。アヴァター(神人)の到達している境地は、普通の人間には想像も及ばぬものだ。・・・ババジは、たえずキリストと霊交しておられ、ともに救いの霊波を放送し、この時代の人々を救う霊的手段を講じておられる。完全な悟りに達したこの二人の大師たち-一人は肉体を持ち、一人は持っておられないが-の仕事は、世界中の人々に、戦争や、人種間の反目や、宗教的派閥心や、唯物主義の悪弊などを放棄するよう啓蒙することである。ババジは、現代の世界の傾向、特に西洋文明のもたらした影響と混乱をよく理解しておられ、自己を解放するヨガの技法を東西両洋に普及させることの必要性を痛感しておられるのである。[出典:あるヨギの自叙伝)]
”パラマハンサ・ヴィシュワナンダ 日本ブログ”にて、 マハヴァター・ババジ大師について詳しく書かれています。
マハアヴァターは、よくインドやヒンドゥー教と結びつけられますが、彼は不滅の普遍的存在であり、特定の1つの伝統、宗教、国、人種、信条に属しているわけではありません。彼はすべての霊的伝統、すべての創造、すべての意識を、大いなる1つとして無条件に抱擁しています。[出典:パラマハンサ・ヴィシュワナンダ 日本ブログ]
他にも複数の情報が掲載されています。興味のある方は下記リンクから閲覧できます。
クリヤ・ヨーガについて詳しく知りたい方は、ぜひ関連書籍一覧を読んでみてください。(クリヤ・ヨーガには、様々な技法が存在し、様々な聖者たちにそれぞれ使命に沿ったクリヤ技法が伝えられてきた、と聞いています。)
そして、21世紀にマハヴァター・ババジ大師から弟子のパラマハンサ・ヴィシュワナンダ師に伝えられたのがアートマ・クリヤ・ヨーガです。
アートマ・クリヤ・ヨーガ(Atma Kriya Yoga)
アートマ・クリヤ・ヨーガの起源と日本に伝わるまで
まず、最初にパラマハンサ・ヴィシュワナンダ師がマハヴァター・ババジ大師よりアートマ・クリヤ・ヨーガが伝えられます。
アートマ・クリヤ・ヨーガが最初に伝えられた2007年、初期の頃には、マハヴァター・ババジとパラマハンサ・ヴィシュワナンダはこのヨーガをバクティ・クリヤと呼んでいました。 バクティは極意です。それはあなたのヨーガを別のレベルに引き上げ、神への高速道路へと乗せ、霊性の旅と地球に輪廻する原因を終わらせることができます。[出典:Bhakti Marga Sadhana]
パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師はドイツを拠点に活動されていたようです。2011年に、長年ドイツに在住し、パラマハンサ・ヨガナンダのクリヤ・ヨーガを2001年から実践されていた日本人女性(現 スワミニ ダヤマティ)にアートマ・クリヤ・ヨーガが伝えられます。2013年にアートマ・クリヤ・ヨーガの教師となられ、さらにスワミニとしてのイニシエーションも受けられて、日本にも伝えられるようになったようです。(出典:スワミニ・ヴィシュワ・ダヤマティ・アーナンダ・マ)
パラマハンサ・ヴィシュワナンダ日本ブログの投稿は2012年より始まっています。
アートマ・クリヤ・ヨーガとは?
以下、公式HP、ブログ、本(JUST LOVE)、SNSからの引用です。
公式HP
アートマ・クリヤ・ヨーガは、最も進歩したプラクティスです。それぞれのテクニックは、異なったタイプのバクティ〈神の愛〉を育てます。そして、愛の変容させる力によりハートが開くように導きます。テクニックは、初心者でも学べるシンプルなものですが、経験豊かな瞑想者に対しても新しい気づきと、神との繋がりをもたらすのに十分強力です。アートマ・クリヤ・ヨーガは、身体・感情・マインド・知性など、あなたの意識の全てのレベルを浄化し、あなたの内面の光を明るく輝かせます。実践は幾世分ものカルマを燃やし、最終的な神実現、つまりあなたのハートに存在する永遠の神への道に立ちはだかる全てのものを取り除きます。
真のヨーガのゴールは、神との合一、神の愛を通しての自己実現です。アートマ・クリヤ・ヨーガは、永遠の自己の気づきを、全ての思考、言葉、行為にもたらせるよう促します。このテクニックは、あなたを内なる生命の源に繋げ、あなたは神との永遠の関係を完全に楽しむことができます。あなたの実践が深まるにつれて、神の性質、平和・自己制御・強さ・知恵・謙虚さ・思いやり・活力などが、自然に現れ始めます。アートマ・クリヤ・ヨーガは、物質世界の二元性を超越し、神の愛を目覚めさせるための道具をあなたに提供します。つまり、真の自由を得るために、あなたが必要とする全てのものです。[出典:bhakti marga]
公式ブログ
愛は、愛によって始まり、愛によって育まれ、愛に至ると言われています。
このアートマ・クリヤ・ヨーガは、ひとつひとつのテクニックが愛の表現であると同時に、内なる愛を目覚めさせ、育みます。つまり、アートマ・クリヤ・ヨーガは、それ自体が愛という最終目的地であると同時に、そこに至る道でもあります。それがアートマ・クリヤ・ヨーガの美しさです。
アートマ・クリヤ・ヨーガは、サンスクリットで「魂を意識してすべての行為をなし、自分の真の姿が無条件の愛であることを知る」という意味です。
アートマ・クリヤ・ヨーガはヒマラヤの偉大なヨーギ、マハヴァター・ババジが何百年という歳月にわたって伝えてきた、様々な教えとテクニックです。
このテクニックはプレマアヴァター・パラマハンサ・ヴィシュワナンダによって受け継がれ、現代向きに調整を加えた後、私たちに伝えられています。
それは神の愛を呼び起こし、身体、精神、そして魂の成長を促進するために組み合わされたヨーガのテクニックです。[出典:パラマハンサ・ヴィシュワナンダ 日本ブログ]
本(JUST LOVE)
ヴィシュワナンダ師の本”JUST LOVE”の巻末の用語解説の引用です。
アートマ・クリヤでは、ラジャ・ヨーガ、ハタ・ヨーガ、バクティ・ヨーガ、クンダリーニ・ヨーガ、タントラ・ヨーガ、クリヤ・ヨーガを含む、いくつもの異なった種類のヨーガが結び合わされている。霊的な道を歩む者はカルマ・ヨーガを行うように力づけられる。イイナ(知恵)はアートマ・クリヤを行うことによって、自然に育っていく。「アートマ」は自己、「クリ」は行為、「ヤ」は意識を意味する。従ってその目的は、すべての行為を神の存在を意識して為すことである。
アートマ・クリヤはマハヴァター・ババジが弟子のシュリ・スワミ・ヴィシュワナンダに、世界中に広めるために委ねた、一連のヨーガのテクニックである。これは真の自己-神の愛を実現する助けになる。
スワミニ・ダヤマティの寄稿(2014年10月18日)
アトマ・クリヤとは何ですか?
アトマ ・クリヤはパラマハンザ・ヨガナンダの「あるヨギの自叙伝」で知られているマハヴァタール・ババジがこの世に贈ったクリヤ・ヨガの最新版です。
これはヒマラヤの山奥で5000年も生き続けるババジの恩恵により、今の時代に適応させた、私達が神様と一体になる為の、瞑想のテクニックです。
アトマ・クリヤにはどんな効果がありますか?
・カルマが清算されます。
・実習する人の内部の、又外部の光が増してきます。
・落ち着き、静けさ、平和等の本性が育ち、それが周囲に広がって行きます。
・自分に対する愛、他人に対する愛、グルや神様に対する愛、全てのものに対する愛がより大き く育ち、自分や他人の過ちに対して寛容になります。
・日常の些細な出来事が気にならなくなり、オーラが広がって、心も意識も広がります。
・直感力が養われます。
・身体に良くない食べ物は自然に受け付けなくなります。
・信頼の念が増し、心からの願いが叶えられるようになります。以上は私個人の体験ですが、他にも色々な体験をした方がおられることと思います。
アトマ・クリヤを通してネガティブな体験をすることがありますか?
大いにあります。これはとても大切な点です。何故かと言うと、ネガティブなもの、傷ついたものは、清算され、破壊され、解消されない限り、新しいものは生まれず、又育たないからです。アトマ・クリヤはどの位練習したら良いのですか?
個人差があります。長ければいいというものではありません。大切なのは心を込めて行うこと、心に愛を抱いて行うことです。そして成果を人と比べないことです。[出典:パラマハンサ・ヴィシュワナンダ 日本のページ]
アートマ・クリヤ・ヨーガの対象者
アートマ・クリヤ・ヨーガは誰でも習えます。どの霊的伝統を持った人であろうと関係ありません。なぜならアートマ・クリヤの目的は、神である愛を経験することだからです。[出典:パラマハンサ・ヴィシュワナンダ 日本ブログ]
アートマ・クリヤ・ヨーガのテクニック
アートマ・クリヤ・ヨーガのテクニックは、
- チャクラの開閉
- 体位体操(アーサナ)
- マントラ(真言)
- トリニティ瞑想法
- プラーナ―ヤーマ(呼吸法)
- ナーダ・クリヤ(宇宙の神秘的な響きに耳を傾ける)
- ムドラー(指、手、身体を使って行う)
- メイン・クリヤ(カルマ解消、チャクラの浄化、純なる愛を得る)
- オーム・チャンティング(自分や他人、また地球を癒す)
等から成る、包括的なヨーガ体系です。
アートマ・クリヤ・ヨーガの目的は自己実現、神実現にあります。
個人的な実習は欠かせませんが、グループで実習するとより効果的です。
アートマ・クリヤ・ヨーガでは、ハタヨーガでイメージされるような複雑なポーズは行いません。したがって身体が柔軟でない方でも受講いただけます。[出典:パラマハンサ・ヴィシュワナンダ日本語ブログ]
パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師
Paramahamsa Vishwananda | Bhakti Marga - Just Love(日本語字幕あり)
Who is Paramahamsa Sri Swami Vishwananda(英語)
アートマ・クリヤ・ヨーガを語る上で欠かせないのが、パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師(正式名:パラマハンサ・シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ)の存在です。
パラマハンサ・シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダは、本質的にすべての限界を超越し、神実現の状態にいる、現代の霊的マスターです。その使命は、私たちに神の愛を思い出させ、神へのバクティ(愛と献身)を通して、神との個人的なつながりを経験し、それを楽しむ方法を教えることです。
バクティの道は、神(究極の存在)との恋愛関係、つまり、あなたのハートに内在する神に出会う準備を整えることです。バクティの道を究めたパラマハンサ・ヴィシュワナンダは、誰もが、神の愛の中で高まっていくことを手助けするために、導きと英知、そして変容する経験を授けています。
<その生き方と使命>
パラマハンサ・ヴィシュワナンダは、バクティの生きた模範であり、卓越した多彩な側面を持つ、たぐいまれな存在です。バクティ・マルガの創立者として、あなたがバクティの道を歩んでゆけるよう、活動やコミュニティを提供しています。クリヤ・ヨーガのマスターとして、あなたがハートへと導かれそこで神聖なるものと出会えるよう、実績のあるスピリチュアルな修行を分かち合っています。シュリ・ヴァイシュナヴァ(ヒンドゥー教の一流派)のアチャリヤ(指導者)として、あなたが神とのつながりを深められるよう、聖典と礼拝の儀式についての奥深い真理を教えています。最も重要なのは、サット・グルとして、あなたが神の御足元へ到達できるよう、スピリチュアルな進歩を加速させ、導くことができるということです。パラマハンサ・ヴィシュワナンダは、人生、愛、信仰に関するシンプルであっても深遠な概念を分かち合うために、世界中を旅しています。ダルシャン、サットサンガ、音楽フェスティバル、スピリチュアル・フェスティバル、リトリート、東洋と西洋の聖地をめぐる巡礼において、あなたも彼と直接出会うことができるでしょう。
シャクティパット・イニシエーション
アートマ・クリヤ・ヨーガを受講すると、最後にシャクティパット・イニシエーションが行われます。そこで、シャクティパット・イニシエーションについて、公開されている内容を掲載します。
アートマ・クリヤ・ヨーガに欠かせない要素は、生徒が受け取るシャクティパット・イニシエーション(伝授)です。アートマ・クリヤ・ヨーガに莫大なパワーを与えているのは、まさにこのシャクティパットです。要はこのシャクティパット・イニシエーションとは、神の無限の愛を、入門者の有限の肉体へと注ぎ込むことを言います。これが、シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダとマハー・アヴァター・ババジが持つのと同じ普遍的愛を、人が手に入れるための鍵となります。アートマ・クリヤ・ヨーガが世界に伝えられたのは、人類のレベルを高め、1つ1つの行為の中に、人生の豊かさを経験させるためです。 ババジが自身の存在を世界に知らしめ、アートマ・クリヤ・ヨーガを伝えた目的は、人が永遠に愛で満たされ、永遠に神との永続的交流に浸るためです。[出典:パラマハンサ・ヴィシュワナンダ日本語ブログ]
ダルシャン
パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師と直接対面する機会として、ダルシャンが与えられています。
ダルシャンという言葉は、サンスクリット語の「ダルシュ」から来ており、「見ること」神を「垣間見る」ことを意味します。神実現を果たしたマスターから、個人的に祝福を受けることは、人間が受け取ることのできる最大のギフトです。
パラマハンサ・ヴィシュワナンダが世界中でダルシャンを与える目的は、全ての人の内側に存在する無条件の愛と光を目覚めさせることです。私たちは、自分の中にある宝物に気づき、それを他の人たちと分かちあえるようになります。[出典:パラマハンサ・ヴィシュワナンダ日本語ブログ]
日本においては、2016年、2018年にヴィシュワナンダ師が来日され、ダルシャンが開催されました。2018年に参加させていただきましたが、日本だけでなく、アジア圏の方々も大勢訪れていました。(ダルシャンはアートマ・クリヤ・ヨーガの伝授を受けていない方でも参加できます)
以下、スワミニ・ダヤマティ氏がダルシャンの詳細について投稿されています。
2020年以降、コロナウイルスの影響で開催が難しくなり、ZOOMを使ってオンラインダルシャンが行われるようになりました。(これもアートマ・クリヤ・ヨーガの伝授を受けていない方でも参加できます。)
以下、オンラインダルシャンに関する公式動画です。
Facebookの公式ページの過去の投稿
Facebookに過去の投稿を、掘り起こし、整理しました。
- サーダナ(アートマ・クリヤ・ヨーガ)
- カルマ
- 愛
- ハート
- イエス・キリスト
- マハヴァター・ババジ
の各キーワードでまとめました。
サーダナ(アートマ・クリヤ・ヨーガ)
”サーダナ”という一般には聞き慣れない単語がでてきますので、補足したいと思います。
サーダナとは霊的な行法のことを言われています。世には様々な霊的な行法が存在し、アートマ・クリヤ・ヨーガも霊的な行法の1つになります。パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師がサーダナと言われる時、アートマ・クリヤ・ヨーガを意味していることも多いです。(文脈から、その意味が汲み取れると思います。)
カルマ
愛
ハート
”ハート”について補足したいと思います。ハートを日本語に直訳すると心臓の意味になりますが、パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師が”ハート”と言われる時、肉体の心臓のことではなく、胸に内側に実存する神聖な領域のことを言われていることがほとんどです。
「賢い人は、全ての背後にいるのは、主だけであると知っています。彼は何をしようと、それは正しい理由のためであり、あなたのハートの中心に座しているのは彼だけです。ですから、ハートはとてもユニークなのです。ハートはとても特別です。ハートは神自身の現れです。あなたが愛を感じるのはハートからです。あなたが彼に会うのはハートからです。あなたが彼と語らうのは、ハートにおいてです。あなたが彼と一つになるのはハートにおいてです。私が今話しているのは、肉体的な心臓のことではありません。私が話しているのは、ハート・チャクラ、体の中にある宇宙のハートについてです。」- パラマハンサ・ヴィシュワナンダ、2016年8月21日[出典:パラマハンサ・ヴィシュワナンダ 日本ブログ]
イエス・キリスト
ごく稀に、イエス・キリスト大師に関連する投稿もされています。
マハヴァター・ババジ
度々、マハヴァター・ババジ大師に関連する投稿、大師からのメッセージとされる投稿も掲載されます。
関連リンク
アートマ・クリヤ・ヨーガ講習会の開催情報、ヴィシュワナンダ師からのメッセージ等は以下Webサイトから確認できます。
日本語
- Bhakti Marga Japan(パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師の団体の日本ページ)
- パラマハンサ・ヴィシュワナンダ 日本ブログ
- パラマハンサ・ヴィシュワナンダ の日本のページ(Facebook)
youtube動画
英語での動画は多数あるのですが、一部、日本語字幕が追加されています。
- 日本語字幕リスト Paramahamsa Sri Swami Vishwananda | Insights from the Master(youtube) (2020年8月時点で37動画あります)
- 人類の至宝 『 アートマ・クリヤ・ヨーガ 』
英語ページ
英語が出来る方は、下記Webサイトもご参考に。
関連書籍一覧
関連書籍を個人的レビューと共に紹介したいと思います。
JUST LOVE ただ愛のみ ―万物の本質ー(シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ)
パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師の本です。世界各地で開催されたダルシャンでの講話集でテーマによって整理されています。ヴィシュワナンダ師の英語本は多数ありますが、日本語訳されているのは、この記事を書いた時点(2020年8月)でこの1冊のみです。スワミニ・ダヤマティ(山下豊子)氏が翻訳されています。この本にはヒンドゥー教(ヒマラヤ密教?)のマントラ、登場人物(聖者など)、その逸話、が多数使われており、知らない単語が頻出します(巻末に丁寧な用語解説はあります)。また、ヴィシュワナンダ師は、師の意識水準から薄めることなく直接語られます-例えば”秘訣は私が空になること”の章は、「神様以外に何があるでしょう?何もありません。そうでしょう?私達が望むのは神様です。」から始まります。
amazonでもレビューがほとんど付いていないのは、ヴィシュワナンダ師の言われていることが受け取れ切れずレビューを書くに至れない方が多いからではないか、と推測されます。
以下、本のまえがきより。
スワミが描写するのはすべて創造主とその創作物の間を結ぶ、永遠の愛の絆に関することです。彼は子供のように無邪気に「私の話はすべて愛に関してです。私はそれしか知らないのです」と言います。
あるヨギの自叙伝(パラマハンサ・ヨガナンダ)
あるヨギの自叙伝は、パラマハンサ・ヨガナンダ師(1893年1月5日 - 1952年3月7日)が人生の晩年に書かれた自叙伝です。
とても厚い本ですが、内容も翻訳も素晴らしく、読んでいて引き込まれるような魅力があります。ヨガナンダ師は、西洋にクリヤ・ヨーガを広める使命を受け、師匠のスリ・ユクテスワの導きのもと、宇宙意識に到達。後に、単身でアメリカに渡られます。
ヨガナンダ師の使命は”西洋(主にアメリカ)においてイエス キリスト自身が説いた教えと、バガヴァン クリシュナが教えたヨーガとの根本的な一致を明らかにし、かつ、その根本原理が、あらゆる宗教に共通する科学的真理であることを示すこと”でした。(本の中でマハヴァター・ババジ大師より直接、使命を伝えられたシーンが記載されています。)
インド文化のほとんど浸透していないアメリカにおいて活動されていたため、現地の人々に伝わるようにヒンドゥー教の表現が控えられており、多くの日本人にも読みやすい内容と思います。クリヤ・ヨーガのことだけでなく、複数人の聖者についても詳細に書かれています。自己探求におけるヨガやクリヤ・ヨーガの世界を知りたい方に、とてもおすすめです。
人生の永遠の探求(パラマハンサ・ヨガナンダ)
人生の永遠の探求は、パラマハンサ・ヨガナンダ師の講話集です。人々が抱くありとあらゆる疑問に答える形で、とてもたくさんの内容について書かれています。(約500ページあります)。何度も読み返した本ですが、その当時この本で一番心に響いた内容は、本の序文に書かれた内容です。
人はみな、一つの幸福が終わるたびに、いつまでも変わらない完全な幸福を与えてくれそうな“別の何か”を求めて、永遠の探求を続けています。この探求は、それを神に求め、神を見つけたときに終わります。神こそがその“別の何か”だからです。
―パラマハンサ・ヨガナンダ―
ヒマラヤの師と共に 現代を生きるヨーギーの自叙伝(シュリー・エム)
ヒマラヤ山脈において、約3年修行されたシュリー・エム(Sri M)師の本で、ヨガナンダ師に次ぐ”現代のヨギの自叙伝”とも呼ばれています。著者はまだご存命です。英語版は2010年に出版されたようですが日本語版は2020年に出版されました。
本の最初は、シュリー・グル・ババジ(マハヴァター・ババジ)大師の直弟子としてヒマラヤで修行していましたエム師の前世の話から始まります。この内容がとても衝撃的な内容で驚かされました。今世では、イスラム教の家に産まれ、様々な苦難を乗り越え、ヒマラヤに導かれ、修行する様子が描かれています。すでに世に知られている聖者やほとんど知られていない聖者の方々も登場し、またヨギの自叙伝同様にSF映画のような出来事が多数記載されています。
個人的には、本の最後に、各宗教の開祖と呼ばれる方々が登場され、一人ずつ、シュリー・エム師にメッセージを伝える内容にとても感動しました。様々な道があれど行き着く先は1つであると感じることができました。
以下、ご参考に。
心身の神癒(M・マグドナルド・ベイン)
巻末の出版社のことばに、イエス・キリストが第二次世界大戦後、南アフリカ ヨハネスブルグ在住の霊能者-M・マグドナルド・ベイン氏 の肉体に懸り語られた内容である、と記載されています。
私がこの本に出会ったのは2016年、ヨガナンダ師の本の中で度々記載されているイエス・キリストに関する内容を読んで、イエス・キリストについてもっと知りたいと感じていた頃でした。
イエス・キリストが語られているため、ヒンドゥー教の表現が無く、多くの日本人にも読みやすい文面と思います。
本書を通して、イエス・キリストが-神、愛、真理、生命、死、神我、時間、意識、ハート、祈り、2000年前イエス・キリストが行った様々な出来事の真意など-について約450ページを通して伝えられており、その強大な愛と真理に飲み込まれていくかのような内震える感動を覚えます。
秘技的な”祈り”の具体的な内容についても複数記載されています。
アートマクリヤヨーガについて知りたかったので、とてもありがたく拝読しました。まとめてくださりありがとうございます。練習会に参加したり、紹介されている書籍読みたいと思います。
コメントありがとうございます☆ 読んでもらえて嬉しいです(^^)
このページの内容は、アートマクリヤヨーガに興味のある方だけでなく、すでに伝授を受けた方にも読んで頂けたらとの想いで作成しています☆
このページでは紹介していませんでしたが、パラマハンサ・ヨガナンダ師の師匠のスリ・ユクテスワ師が書かれた本もおすすめです。
この本は、マハヴァター・ババジ大師の指示によりスリ・ユクテスワ師が書かれた本ですが、ヒンドゥー教とキリスト教の根本的一致と説いた本になります。
難解な箇所も多いですが、興味がありましたら、ぜひ☆ (日本語訳されています)
聖なる科学―真理の科学的解説 [日本語](ギァナアヴァター・スワミ・スリ・ユクテスワ・ギリ)
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