『個人の起業&開業あるある』成功or失敗の「違い」「傾向」30選

個人の起業&開業あるある

私も最初はわからなかったのですが、10年以上、何十人も様々な起業者・開業者と関わる中で徐々に”違い・傾向”が見えてきました。このページでは、その”違い”や”傾向”を『起業・開業あるある』として、まとめました。

【2024年11月追記】
『起業・開業あるある』の下に『起業・開業の道しるべ』として、22個ほど追記しました。その昔、15年前に起業して事業をある程度軌道に載せるまでに役立った知識や起業支援の方針等をまとめたものです。この中には”ちょっとした内容”から”起業する上で非常に重要度の高い内容”まで様々入ってます。

多分、いままで起業志願者から実際に起業・開業された方まで数十人は会ってきていますし、ある起業者は複数人の起業者とつながっていたりして、それも含めるとかなりいろいろな話を聞いていきました。短期ではわからなくても、数年かかってわかってくることもあります。そういった、様々な内容・傾向などを今後起業を目指す方向けに発信していくことにしました。

今まで10年以上にわたって様々な起業者・開業者のことを聞いたり関わったり支援したりする中で結構いろいろ見えてきたことがあります。

長期的(5年以上)な活躍を目指す起業者・開業者向けの内容です。

この内容は、ある事業分野において長期的(5年以上)な活躍を目指す起業者・開業者向けの内容になっています。

長期的な起業とは?

起業・開業にも、

  • ①数ヶ月~1年程度で活動が終わる(割と多い)
  • ②何年もやっているがずーーーっと軌道に乗らない(結構しんどい)
  • ③事業が軌道に乗り、年々事業拡大していく(大きく飛躍していく方も実際います)

など、いろいろなパターンがあります。多分、多くの方は③が良い?と思うのですが、実際①や②の方もおられます。また③の方でもアップダウンが激しかったり、安定成長したりと起業後の変遷は様々ですが、このページの内容は、基本的に『長期的に事業活動されている方』と『それ以外の方』の違いや傾向に着目して記載しています。

一部の内容に解説が付いていますあくまで目安と理解していただければと思っています。数字は統計的なものではなく、経験的なフィーリングです。

この記事の著者
著者のプロフィール写真

田尻真基(たじり まさき)| Natural Web 代表

WEB・ネット業界で起業して15年以上経過。個人事業主向けの起業&開業者支援歴10年以上を経験。主にWordPress(10年以上使用)のWebサイト運用&制作、Webマーケティング&SEO対策(15年以上経験)、動画制作などを手掛けてきました。2児の父。(詳しくはこちら

目次

起業&開業あるある集

個人の起業&開業あるある集

非常に重要な内容

バランスのとれた活動が本当に大切だと思う
解説

今まで様々なことに取り組んで来ましたが、身体・物・お金・精神・霊的にバランス(調和)がとれていることがとても重要だなと感じます。

バランスとは?

起業に限らずですが、バランスの欠いた活動は短期的にはできても、長期間になるとしわ寄せがでしまいます。

良くあるのが、健康を犠牲にした働き方です。

ちょっと難しいのが、起業すると今までとは違った活動になるため、今までのバランスが崩れます。何か新しいことを始めると、それにより変化が訪れますが、その変化も含めてバランスを取って活動するのが本当に大切です。

特に健康に関しては、一旦身体を悪くしてしまうと、(回復できたとしても)長い期間がかかったり、つらい状態で仕事を続けなければいけなかったりする可能性もありますので、自己管理が大切です。

想いは拡大する。創造する。
解説

人間は一人一人にある創造する力、現実化させる力が備わっています。

創造する力を建設的に使う

今の人生が過去の想いの集大成と言えるかもしれません。

”想い”には、表層的な顕在意識レベルのもの、さらに深い潜在意識レベルのものがあります。どちらも力を持っていますが、長い期間に渡って影響が大きいのが潜在意識レベルのものです。

この潜在意識レベルの”想い”にネガティブなものが多いとネガティブなものをある意味無意識レベルで創造しつづけるので要注意です。例えば”私は出来ない”とか否定的な内容が入っていると起業はもちろんそもそも人生が難しくなります。
逆に、この潜在意識レベルの”想い”が喜びや愛に溢れていたり建設的な内容であれば、それを創造します。

特に起業するような方は、ある意味発信するパワーというか創造する力が強いです。
力が強いということは、言い換えると切れ味の鋭い包丁のようなもので、使い方次第で社会に貢献もできれば、自分自身に致命傷を与えることにもなります。

「時間」は命の一部
解説

寿命は人それぞれかもしれませんが、おおよそ寿命の目安があります。そのため、時間は命の一部といえます。しかも、一生の内で”元気で活動できる時間”は寿命よりも短いです。

何に時間を使うとき、その対象に自分の命の一部を捧げているようなものです。何に対して命を捧げるのかによって、人生の質が変わってきます。

何をするにしても、時間は大切に☆

今の自分を100%受け入れる
解説

今の自分を100%受け入れる、とは自分という肉体的・精神的・能力的なあらゆるものを自分自身で受け入れることです。

他人より劣っている、自分はできていない、などいろいろあると思いますが、大切なのは、できていない自分も受け入れ愛すことです。それができて、ようやく自分自身の現状をニュートラルに見れる状態になり、精神的にも非常に安定するようになります。また同様の性質を持った他人も許容できるようになり、性格的にもおおらかになります。

過去世・今生で蓄積した様々な能力・才能・カルマ等がその人自身と共にいます。今生だけではなく過去世で開発された能力・才能は、今に引き継がれるようです。

とても大切なのは、自分自身という素材を、もれなく有効活用できるように挑戦することだと思います。

お金の流れを把握し
流れに乗る
解説

川で大量の水が流れているように、お金も人を通して流れています。

起業する場合、既にあるお金の流れ(すでにある消費の流れ)に乗るのが懸命です。この流れを知らずに起業するのはかなりのリスクを伴います。

川によって、川幅の大小や流れるスポードが異なるように、お金の流れも様々です。

事業のポジショニングやサービスの切り口を少し変えるだけで、お金の流れが全然異なることもあります。

 この内容に関しては「①事前にわかるお金の流れ」と「②起業して事業運営する中で見えるお金の流れ」があります。①は多くの人が知れますが、②はごく一部の人しか気付けないため、そこで事業が軌道に乗ると割と息が長い印象です。

神聖さに繋がる・高まることをする
解説

神聖さは人間の本質です。神聖さには様々な側面があり多面的にカットされたダイヤモンドのように人によってその輝き方や輝きの強さは異なります。

一人一人に内在している”神聖さ”に積極的に繋がり、輝きを強める具体的な方法があり、大きく分けると”物理的方法”と”高度な方法”の2種類あると思います。

  • ①物理的な方法
    ⇒ 掃除をする・断捨離する・神社へ行く
  • ②高度な方法
    ⇒ 瞑想する・直感に従う・ハートを感じる

①は自分自身の場に影響する行為で行動することで達成されますが、②は外に向いていた意識を内側に引き上げることで達成されます。

①と②を組み合わせるとすごい効果的です!掃除してから瞑想する、神社でハートを感じるなどは、すごくやりやすいのです。

今まで様々な神社へ行きましたが抜群にエネルギーが素晴らしい神社が沢山あります。その場にいるだけでも良い状態になりやすいですが、さらに瞑想することでそのエネルギーと自分自身が同調して浸透してきやすいです。

今まで行った神社ですごいと思ったのは、伊勢神宮です。外宮も複数の鳥居をくぐると「何だここは!」と驚くくらいすごかったですが、内宮の天照大御神の宮の前は、まるで魂の故郷に帰ってきたかのようなあたたかい場所でした。

伊勢神宮は本当にすごいですが、なかなか遠方で気軽に行けない方も多いと思います。日本には素晴らしい神社が沢山あります。人生で迷った時、困った時はぜひ最寄りの神社に足を運んでみてください☆

起業は短期間で自分自身と向き合い成長する良い機会
解説

会社勤めと異なり、ありとあらゆる事を自分自身で決めれるため、選択肢が多い分、迷ったり不安になったりすることもあります。

自分自身と向き合う機会が非常に多いです。そのため、本当は何を実現したいのか、どういう方向性で取り組むのか、だけでなく、成功も失敗もすべて自分自身に返ってくるため、自分自身と向き合うことが非常に多いです。

その昔、事業が軌道に乗って「起業サイコー」みたいに思った時期もありますが、10年程度経過して様々経験すると起業は起業でいろいろあるので「やりたい人はやればいい」と思うようになりました。

特に個人事業だと就業ルールとかありませんので、それぞれの自分のスタイルに合わせた活動できるのは起業した人ならではと周囲の事業者見ていても感じます。

自分の適正に合った 起業スタイルを選ぶ
解説

起業と言っても、様々なタイプがあります。

起業といえば、起業者が全面に出て活動するようなイメージ(そういう人はテレビやSNS等で目立つ・露出が多いので)があるかもしれませんが、違うタイプの起業スタイルもあります。

例えば、不動産経営する、面白い絵本を作る、Webサイトを運営する、など提供しているサービスがフォーカスされる場合、その経営者・著者・運営者はそんなに表にでないこともあります。

最近、いろんなタイプの起業者を見てきて実感しているのが、この内容です。

「根本的に表に出るのが得意じゃない方」が、表に出ようとすると本人的に相当無理しないといけないようで、空回りしたりします。

起業といっても様々な方法ありますので、自分に合った方法を模索してみてください。

今まで培った人間的素養は起業後も、もれなく引き継がれる。
解説

職種が変わると、以前の仕事で培ったスキルはすべて引き継げませんが、人間的素養はそのまま引き継がれます。

人間的素養とは、仕事に対する姿勢、理解力、対人能力、心の柔軟性など、活動の土台となるような非常に基本的な部分です。

私もいろいろ見てきましたが、知識的な部分は後からでも加えることはできますが、こういう基礎的部分は、変わるのにかなり時間がかかる傾向があります。

起業は専門性の高さも重要ですが、最近思うのが最終的には専門性・人間性・健康状態などその人自身のすべての総合力だと実感しています。

味はそこそこでも居心地が良くて行く飲食店もありますよね?

「整体の施術者の腕はそこそこでも明るい性格で行くと元気になるからと行ってます」という話も聞いたことあります。

コントロールできるものを優先的に取り組む。
解説

「自分自身でコントロールできること」と「できないこと」があります。

 例えば、事業計画で”売上〇〇円達成”と目標を掲げて具体的に行動しても、実際達成されるかどうかわかりません。自分自身でコントロールできるのは”目標に向けて具体的に行動すること”ですが、売上に関してはお客様(他者)との関わりの中で決まるため、結局のところわからないのです。

基本的に、他者(広く言えば外の世界)との関わりで決まることは不確定要素です。

決めれるのは、自分自身の行動やあり方になってきます。

そのため、起業者は自分自身のスキルや考え方や意識レベルを高めるための”自己投資的な姿勢”が重要になってくると思います。

起業して大変なのが、「サラリーマンメンタリティ」を無くすこと。
解説

私が起業初期に結構大変だったのが、自分の中から”サラリーマンメンタリティ”をを取り除くことでした(^_^;)

サラリーマンメンタリティとは、

  • (無意識レベルでの)待ちの姿勢
  • (他の誰かがやってくれないかな?)みたいな周囲への依存心
  • 確実な報酬(給与・時給)が発生に慣れている
    ⇒先行投資的な仕事の仕方に慣れておらず、確実な報酬(給与・時給)が発生しない中で作業を続けるのを精神的に負担に感じる

などです。

会社勤めの場合は、これでもやってける?かもしれませんが、起業するには全くそぐわない特質です。私はこのメンタリティを超え初めたころから、売上が2次関数のように伸びていきました。

これから起業する方には、ぜひ意識的に取り組んで頂きたい内容です(^^)

ビジョンの内容により、集まる人が変わってくる。
解説

私もいくつかの起業に関わったり、様々な指導者の元で学ばせて頂いていますが、ビジョンの内容というか方向性によって集まる方が違ってきます。

結果的に、そのグループの指導者と同じような性質を強く持った方が集まります。

とにかく稼ぐのが一番みたいな起業者にはそういう人が集まりますし、事業を通して社会をより良くしていこうと活動する起業者にはそういう人が集まります。

その昔、起業支援している方のワークショップにサポートとして参加したのですが、私から見ると親戚の方々が集まったんじゃないか?と思うくらい起業者と複数のお客さまがエネルギー的に似ていて、すごく驚きました。

今の時代は”ハート”からのビジョン、”ハート”からの言葉が大切だと思います。胸の奥深くのハートから発信したものは真我(アートマ・ハイヤーセルフ)領域のものなので、全体的な調和に満ちているだけでなく、奇跡を起こします。
(ただハートのメッセージを実際に行動に移すには結構な勇気が必要なことも多いです。私も過去何度も「できません」と応えたことあります。)

起業するからにはやりきる事が大事。途中までは一円にもならない。
解説

事業にもよりますが、事業企画から販売に至るまでに必要なことを100%で無くていいので、やり切ることが非常に重要です。

例えば、試行錯誤して事業企画だけ立てても、全く収入にならないです。最後の販売でお客様に買って頂く段階までやりきって、ようやく収入になります。

割とポイントだと思うのは、起業初期の段階で過剰投資しないことです。例えば、仕事のデスクが必要であれば、机としての機能性が重要で、見た目がおしゃれ等は余裕があればという感じです。
初めて起業する場合、初期の設備投資に多額のお金を使っても回収できるか不透明だからです。

最初の段階では、過剰投資は避けて、+アルファの部分はおいおい事業が軌道に乗ってからでいいと思います。

今は資金的に余裕がある事業家も、初期の頃はけっこうギリギリ・カツカツで資金をまわしてた、ということも少なくないです。

起業家は先行の事業投資(時間・お金)が「当たり前」。
解説

アルバイトや会社勤めでは、ほとんど仕事ができない入社初期でも給料が支払われますが、起業するとそれはまず無いです。

何か事業企画を立てると、まず時間やお金がかかります。事業に必要な内容を勉強したり、設備を購入する、物件を借りるなど試行錯誤して、製品やサービスをリリースしても、最終的に収入になるかはやってみないとわかりません、という世界です。

また、同じ用な事業内容でAさん、Bさんが起業しても、Aさんは収支がギリギリ、Bさんは利益が数十万などものすごく差がでます。

同じような初期投資(時間やお金)でも人によって結果が数倍・数十倍も異なることもあります。

先行投資的な考え方が、会社勤めが長い方だと馴染むのに時間がかかることがあります。元役員経験者とかでも、今までは会社のお金だったのが、起業すると自己資金になるので、体感も異なると思います。

起業初期は、何にお金を投資し、何を抑えるのかは、その人の起業センスがかなり問われる内容だと思います。

経験的に、事業収益への影響度が長期的に大きいものほど、適正な投資を推奨します。個人的にはカッチリやりすぎるのは窮屈なので、適度な遊びゴロロも大切にしたいですね。

一見、矛盾する事に取り組まなければいけない。
解説

例えば、起業して収入を増やそうとしても、何らかの初期投資が必要になります。収入を増やそうとしているのに、最初に自己資金が減る、というのも、一見矛盾してませんか?

最近、経験的に大切だと思うのは、一貫性と柔軟性の両立ですが、具体的にイメージできるでしょうか?一貫性とは自分がどういう状況下でも常に方向性が明確であることで、柔軟性との両立とはその方向に向かう道のりが一直線でも予想外に障害・課題・寄り道が多くても、その状況に合わせて臨機応変に対応できること、だと思っています。

あと一見矛盾することの定番なのは品質と価格ですね。飲食で言えば、一般的に高品質なものを使うと原価が上がり、売価も上がると思います。この場合、自分の対象とする市場との関係性で品質と価格の最適解を模索することが大事かな?と思います。

起業すると売上の変化量が大きいため、様々な状況下でも精神的に安定していることが非常に重要になってくる。
解説

起業すると売上が月によって大きく異なることもあります。

そのため売上の変化に一喜一憂していると精神的に落ち着くことがありません。

好きな人ができると、相手のことが気になって相手の反応によって喜んだり悲しんだりするのと心の動きとしては一緒です。

これからの起業者には日々の瞑想で自分自身を整えることを強く推奨します。瞑想法といっても、簡単なものから難易度の高いものまで様々あります。ご自身に合った安全かつ適切な内容の瞑想法を探してみて下さい。

私も様々な瞑想法を経験してきていますが、瞑想の目的は、自分の五感・記憶・感情・想念から意識を引き上げてより高次の領域(真我・魂・純粋な愛)に繋がって、自分自身が同調していくこと、と理解しています。

様々な起業者・開業者に
見られる”傾向”と”違い”

「全体的な傾向」編

解説
%
あるある度

準備不足のまま行動するタイプの方も結構います。

起業家体質?

全然準備が不十分のまま、起業・開業する方も結構多いです。

ある意味”起業家体質”とも言えます。

確かにやってみないとわかりませんが、いくつかの新規事業を立ち上げて実感したのは、ある程度の可能性というか確率が見えてることが重要だということです。

この内容は、いろいろありますので、ここで書き切るのは困難ですね。

順調な起業者は
掃除・整頓・綺麗好き
解説
%
あるある度

業種にもよると思いますが、清掃・整理・整頓に力を入れる起業家は将来有望だと思います。

できる社長は綺麗好き!?

清掃・整理・整頓(通称3S)は基本中の基本です。起業家に限らず、これが出来る人はいわゆる”できる人が多いと実感しています。

昔大企業で勤めていたのですが、休日出勤して時に事業部のエースの方々の机の上が綺麗で整頓されていて驚いたことがあります。

これまで様々な経営者の話を聞いたり、みたりしてきましたが、3Sを大事にされている方多い印象です。逆にデスク周りが書類・物で荒れている方は、経験的に精神的に病みやすい傾向があるようにも感じます。

清掃・整理・整頓は、単なる作業だけでなく、神事なんです。神社でもまず朝は掃除から始まります。

物でゴチャゴチャしてホコリかぶった環境で”良い仕事”するのは難しいですし、衛生面的に身体にも悪いです。

元々綺麗好きな方は良いですが、3Sが得意ではない方は意識的に取り組んでみてください。

「仕事能力」編

解説
%
あるある度

勤め人時代に仕事の実績・職場からの信頼を得ていた方は、起業後にいろいろあっても軌道に乗りやすい傾向あると思います!

内外の評価がポイント

”職場からの信頼”というのがポイントで、お客さんは外からの評価ですが、職場は中側からの評価で、内外で整っていることが大事だと思います。

解説
%
あるある度

これはかなり傾向としてあります!超重要です!

経験&実績を積み上げてきた人は強い

今まで様々な分野の起業・開業者と接する機会ありましたが、いわゆる起業前から「元々仕事がちゃんと出来る人・結果出している人」が圧倒的に多いです。

例えば、

  • アルバイトで実質リーダーとしてお店をまとめていた
  • アルバイトで売上○千万・○億円出した
  • お店での売上No1だった
  • 指名率がいつも長い期間上位にいた
  • TOPの営業マンだった
  • 数年、組織のあるグループのリーダーだった
  • 元会社の幹部だった

みたいなのです。

もちろん、そういう方ばかりではありませんが、なんらかの「目立った実績」や「リーダー的素質」を持った方がかなり多いです。元々実力ありますので、起業後もいろいろあっても立ちがっていきやすい傾向あります。

解説
%
あるある度

起業・開業後の方が外的変化が大きくなるため、元々課題だった内容がより強く炙り出される傾向あります。

起業と人間的な課題

例えば、精神的に不安定だったり、職場内で争いを起こす傾向がある場合、起業後の方がより強く出ると思います。結局やることが変わっても、やっているのは同じ人間ですので、会社のタガが外れた分だけ、その人の優れた面も至らない面もより強く出ます。

私の場合は、今まではほとんど考えてなかった”自制”が重要キーワードとして上がってきました。

元々抱えていた課題に加えて、起業後の課題も加わり、身動きがとれなくなる方もいます。
傾向として「会社勤めが嫌だから起業する」みたいなのだと、起業後あんまりうまくいかないか、軌道に乗るまで時間かかる傾向あります。それより、「会社でもしっかり勤めて、実績もあるけど、もっとやりたいこと・実現したいことがあるので起業する」という方の方がずっとうまく行きやすい印象です。

解説
%
あるある度

これもありますね!

異分野でも引き継がれる基本的能力

実例として、元々マスコミ関連の仕事されている方がいて、その後心理療法の分野に取り組まれたのですが、馬力がすごくてビックリしたことあります。

ある分野で専門性を高めて実績ある方が別分野にシフトすると、当然、最初は新しい分野について学んだり経験積んだりなど必要ですが、元々の能力が高いので、伸びが早いです。ただ、新分野との相性などは実際取り組まないと(入ってみないと)わからないところもあるのですが、フィットすれば伸びる可能性高いです。

また異分野から来ると、元いた業界の優れた面を持ち込んでくるため、既存とは違う新しい切り口・アイデアが加わって斬新な形が生まれることもあります。

業界歴が長い方が 起業が成功しやすい
解説
%
あるある度

業界歴が長いと、業界の魅力・良い面だけでなく課題・改善点も見えてきます。

表も裏も知っている

私はいままで複数の分野の仕事をしたり携わったりしてきて実感しているのが「一般的に見える”表”」と「業界内に長年関わる中で見えてくる”裏”」があるということです。

飲食店でも客席部分は見えても厨房がどうなっているか見えないように、ある程度業界にいないとこの厨房に該当する部分が見えてこないんです。

ネットでも調べられますが、情報が断片的だったり、複数の事が関わる内容だと(経験が無いと)最適解がわかりにくかったりします。

自分が起業する場合は、その事業分野の表裏を含む”業界の実態”を知っていることが大切で、知らないと事業が進む中で”課題”として直面する可能性が高いです。

業界歴が長い方は、業界の全体像を把握しているため、起業後にある一定の成果をあげられる方が多い印象です。

自己解決が難しい箇所は、必要に応じて専門家に依頼するなど柔軟な活動を推奨します。

「精神面」編

解説
%
あるある度

これは多くの事業者の悩みです。

精神的に安定するために

起業すると会社勤め時代とは違うプレッシャーを感じるかもしれません。

あるあるなのが、起業者の精神状態が売上の上下と連動する状態です。これが続くと精神的に病んでしまうことがあります。結果を出すプレッシャーが続くと、長い緊張状態となり、精神的に疲弊してしまうのです。

これを解消する、最も健全な方法は”瞑想”です。瞑想と言っても様々な方法ありますが、適切な指導者のガイドによる瞑想を続けることで、意識が思考や記憶から離れて本来の純粋な意識状態に入れるようになります。

「収入と精神状態」の関係を別の記事に記載しましたので、ぜひ読んでみて下さい。

「パートナー・夫婦関係」編

パートナー・夫婦の
関係性の変化が起きる
解説
%
あるある度

起業するとパートナーや夫婦の関係性に様々な変化が訪れるケースも少なくないです。

変化とは?

具体的には夫婦間の不仲・別居・離婚、パートナーとの別れです。また、出会い・結婚もある場合があります。

起業する事自体が人生における大きな変化です。起業することで起業者自身が短期間で成長・変化していきます。そのため、起業する前に出会ったパートナーと合わなくなってしまうことが良くあります。

こればかりはしょうがないですが、いろいろ難しくなるケースとして、結婚して子どもがいる場合です。

この内容は、人生においてインパクトの大きな内容で、いろいろあって書ききれないため、別ページに記載します。

起業・開業と出産が
重なると大変
解説
%
あるある度

「出産に関しては事業がある程度軌道にのってからが良い」と思います。

赤ちゃん育てはハードワーク?

我が家は子どもが2人がいますが、本当にいろいろありました。

自分で言うのもなんですが、働いている父さんとしては日本の中でも高水準?で幼児期は子育てに関わってきたと思っています。
”母乳”と”夜中の赤ちゃんの世話”以外はほぼやってきた?と思います。

とにかく最初の子どもの子育てが大変でした。夫婦である程度好きに、自由に暮らしていたのが、赤ちゃんが産まれたその日から、スイッチが切り替わるように赤ちゃんを育てるために時間を捧げる日々が続きました。

この内容は、別ページに記載しました。

「その他」編

成功する起業者は 健康習慣を持っている
解説
%
あるある度

自分自身がベストな状態にするために、健康意識が高い方が多いです。

身体が資本

起業者の状態が仕事のパフォーマンスに大きく影響するため、食べ物や肉体的なトレーニング等に取り組む方もいます。

デスクワークが多い場合、長時間座りっきりになりますので、何もしてないと身体が弱ります。

スポーツ、トレーニングジム、ヨガなど起業者によって様々のようです。自宅や事務所にトレーニングマシンを持っている方もいます。

個人的には”定期的な発汗運動”が大事だと感じてます。私は日頃の運動はヨガ・筋トレで、月1目安でで登山してます。北海道の大雪山がとても良かったです。

失敗が原因で事業が 成功することもある
解説
%
あるある度

可能であれば失敗は避けたいですが、一生懸命取り組んでも失敗することもあります。ただ、その経験がその後の活動の転機になるケースがものすごく多いのです。

失敗は成功のもと

失敗と言っても、細かなことでの失敗や、事業単位での失敗など程度が様々ですが、ある意味その苦い経験がその後の改善や新規事業の立ち上げに繋がることもあります。

ある事業者は、数年全然仕事の結果が出なくて「どうやったら結果がでるのか?」を探求してノウハウが蓄積されてそれを伝えるのが仕事になった、というケースもあります。

ポイントは”失敗”の段階で止まらずに糧として次へ進むことです。

時代と共に様々なものが変化していきますので、挑戦し続ける姿勢はとても大切かもしれません。

起業黎明期にmlmに 勧誘されることがある
解説
%
あるある度

MLMとして有名なのがアムウェイですが、それ以外にも沢山あります。

黎明期に声がかかる

MLM(マルチレベルマーケティング)はネットワークビジネス・連鎖販売取引とも呼ばれるビジネス形態です。その仕組は、個人を販売員として勧誘し、更にその個人が次の販売員の勧誘をさせるというかたちで、販売組織をピラミッド型に拡大して行う商取引です。

事業の黎明期というか事業が軌道にのっていない状況の起業者にMLMの勧誘に合うケースがたまにあります。
この件で過去数人から相談受けたことあります。

結論を書くと、自分の目標や方向性が明確であれば基本的にMLMに関わらない方が良いのでは?と思っています。

MLMはセミナー等で引き寄せる仕組み・囲い込む仕組みがすごく、黎明期の起業者が関わると活動のエネルギーは持っていかれて、自分のビジョンを実現したいのか、とにかく金儲けしたいのか訳がわからなくなり、結局中途半端で迷走してしまう可能性あります(実際にそんな感じになった方知ってます)

起業黎明期の方がMLMでビジネスするか迷ったら「自分の事業で成功してから、再度検討してはどうでしょうか?」と提案したいです。

MLMに限らず”儲け話”みたいなのは良くあります。自分は何を実現したいのか、何に向かって活動しているのかを明確にした上での判断が大切だと思います。

肉体的な負荷が大きい仕事ほど加齢でしんどくなる
解説
%
あるある度

若い時は、その状態がずっと続くように感じるかもしれませんが、加齢と共に肉体的に衰えます。

肉体的な負荷が大きいスポーツ選手は選手寿命が短いですが、それ以外にも類似の話があります。

肉体的状態は変わっていく

例えば、何時間も重い荷物を運ぶ仕事、激しい運動がベースの仕事など肉体的に負荷の大きな仕事は加齢と共に続けるのがしんどくなるようです。

実際にある事業者の話を聞いて、このことに気づきました。

特に筋力の最大値に近い力を使う仕事ほど反比例して仕事寿命が短くなる傾向があると思います。

ほどほどの筋力しか使わない仕事であれば、60代ぐらいまでは大丈夫なのかもしれません。ただ、それに比べるとデスクワーク系は本当に高齢まで続けられる印象です。

肉体的に負荷の大きな仕事の事業者の場合、ある一定の年齢になったら”後進を育てる活動”に徐々に転換していくなど、将来を見据えた活動をおすすめしたいです。

起業・開業の道しるべ

ここでは、起業・開業の経験から非常に参考になった事業の方向性や考え方をご紹介しています。

時間がない?
スマホ○時間
みてますよ
事業内容を既にある時代の流れに合わせると、すごく伸びる
どんなプロも最初は初心者
渾身の1球を投げる?いやいや1000球ぐらい投げましょう。
お客さんが来ない?いえいえみんな知らないだけです。
こんなサービスがあったらな?見えないニーズを見つけよう
得たいもの(お金)の周りをぐるぐるするより、まっすぐ直線で行く
お客さんが自発的に集まりたくなる場・お店を作る
可能であれば無借金でいきたい
起業する分野の表と裏の実情の把握する
〇〇スクールの学習だけでは不十分。現場で経験を積んでようやくつかえる知恵になる
同じ売上でも、1社1顧客だけよりも沢山のお客さんの方が安定する
出来ない理由を探すより、どうやったら実現出来るかに集中する。
一石二丁より一石三丁より一石四丁
「ブレイクポイント」を見つける
行き詰まったら自分一人で悩むより、周囲の仲間や専門家と話し合った方が良い案がでることが多い
売上に対して固定費の割合が低ければ低いほど事業運営は楽だと思う
もうできない?、あと100の方法残ってますよ
何でも自己流は時間がかかる。各専門分野のできる人から学ぶ・真似るのが早い。
やりたくない方法をイヤイヤやるより、やりたいと思える方法に時間と労力をかける方が結果的に早い時もある
複数の異分野の成功事例を組み合わせるだけで、新しい形になることがある
海外ではどうなってる?視野を世界に広げてみよう。
まずはできること・得意分野に注力するのが良いと思う
同じ球、何度も投げたら、変化球

『起業・開業者向け』参考記事リスト

『重要記事』一覧

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『起業・開業を検討・模索されている方向け記事』一覧

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自分自身を整え・助けとなる『瞑想』

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田尻真基

2009年から個人で起業。以降、複数の小規模な事業の運営に関わる。

『自分自身の起業約10年の経験(様々な成功と失敗、喜びと苦悩)』と『複数の起業者を数年に渡って事業支援し続けてきた経験』を踏まえ、近年は起業・開業者の事業支援にも力を入れている。

[得意分野]

  • Wordpressを用いたWebサイト作成
  • SEO

[好きな言葉]

『千里の道も一歩から』 老子

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[個人実績] (以下、代表的なもののみ掲載)

  • 2009年末からある分野に特化した情報サイトをCMS(当初はMobable Type、その後Wordpressに移行 )を用いて運営し始める。その後、複数のWebサイトを運営し、成果報酬型広告(通称アフィリエイト)の累計報酬(紹介料)は約1800万円以上(総売上約3億円以上)

[事業支援実績] (以下、代表的なもののみ掲載)

  • 2010年、自身のWebサイト構築やSEOの経験を活かし、当時のアルバイト先で出会った個人事業主のホームページ、ブログ、ビジネス全体の構築を完全成果報酬型でプロデュース。2年で年商10倍になり、繁忙期には満員御礼になる。(2019年も同じ状況)

[/su_tab]

[su_tab title="最近感じたこと" disabled="no" anchor="" url="" target="blank" class=""]

内なるビジョンワークショップ 参加者の絵・ビジョン

『共生』

今、世界規模で人類が大きな転換期を迎えている、と言われています。令和の時代になり、ますますその転換は加速されると予想されます。

多くの人の意識が変化し、それに伴い価値観が変わってきています。様々な出来事を通してパラダイム・シフト(社会全体の認識、思想、価値観の劇的な変化)が起こり、需要の多かったものが少なくなったり、今まで注目されていなかったことが日の目を見て、多くの関心を集めるようになると思われます。

私は『次世代を担う起業・開業者が速やかに軌道に乗れるようサポートするのが当面の役割』と実感し、今までの事業経験を活かした塾やワークショップなど開催しています。

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