楽天とアマゾン、国内最強はどっち?⇒2858億円vs7500億円


お知らせ [2024/10/29]

個人の起業&開業あるある

私も最初はわからなかったのですが、10年以上、何十人も様々な起業者・開業者と関わる中で徐々に成功する起業者と失敗する起業者の”違い・傾向”が見えてきました。このページでは、その内容を『起業・開業あるある集』として30個以上の内容をまとめました。


楽天とアマゾンといえば、ネット通販の国内2強ですが、こんな記事がでてました。

 

インターネットによる小売り電子商取引 (EC)の国内2強、楽天とアマゾン・ドット・コムのせめぎ合いが過熱している。自社で商品を大量に仕入れ廉価販売をする「直販型」のアマゾンに対し、楽 天は中小商店向けの市場をネット上に開設し、出店者から手数料収入を得る「ショッピングモール型」。本来なら相いれない2つのビジネスモデルだが、ここに 来て両社が販売や流通の手法で互いの長所を取り入れるなど、経営戦術が交錯してきた。

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 「えっ、出したの!」。今年1月、楽天のEC担当者はパソコン画面の前で思わず声を漏らした。アマゾンが米証券取引委員会に提出した昨年の年次報告書の 中で、日本単独の売上高を公表したからだ。「徹底した秘密主義」(流通関係者)で知られるアマゾンはこれまで、各国での売上高や利益など経営上の数字を開 示してこなかった。秘密のベールを脱いだ日本での年間売上高は約78億ドル(約7500億円)。楽天が運営する「楽天市場」などの2858億円を大きく上 回り、ネットや新聞紙上には「アマゾン、ネット通販で国内最大」の見出しが躍った。
 
 とはいえ、数字そのもので両社を単純に比較できない。まず、両社の収益構造が根本的に異なる。本やDVD、家電、日用雑貨などを直販するアマゾンは物品 販売額をそのまま売り上げに計上するが、楽天の「売上高」は出店者からの手数料収入が主体だ。さらに、ECサイト上での商品売買額を示す「流通総額」は楽 天が約1兆4千億円で国内首位を維持している。アマゾンは流通総額も非公表だが、「売上高とほぼ同水準」(アナリスト)とされ、大きく差を付けられている とみられる。
 そもそも両社の経営理念は「水と油」だ。大量仕入れや送料無料化などで低価格攻勢を仕掛けるアマゾンは薄利多売の「徹底した顧客至上主義」(ジェフ・ベ ゾス最高経営責任者)。対して、中小商店の集合体とも言える楽天は、売り手側の収益にも配慮したうえで、買い手の利便性も追求する「共存共栄の経済圏」 (三木谷浩史会長兼社長)を志向する。だからこそ、流通総額にこだわる。            
 
楽天市場の開設が平成9年、アマゾンの日本進出は12年。当初は業態や取扱商品の違いからすみ分けができていたが、アマゾンが19年、優良テナントを集めた楽天型のモールを開設。以降、ファッションや食品など楽天の得意分野に商圏を拡大してきた。
 
 しかも、自社で大規模な物流倉庫を持つアマゾンは、ユーザーが複数店舗で商品を購入した際に一括配送が可能だ。各出店者が個別に発送し「注文した数だけ 呼び鈴が鳴る」(三木谷氏)楽天よりも利便性が高い。手をこまねいていては、ユーザーを根こそぎ奪われかねない-。危機感を強めた楽天社内には一時、至る 所にこんなポスターが掲示された。「打倒アマゾン!」。
 楽天は「アマゾン流」の物流強化に乗り出す。年内に兵庫県川西市、来年には千葉県市川市に相次いで大型倉庫の建設を予定。今年2月には仏物流システム大 手「アルファ・ダイレクト・サービス(ADS)」を買収、倉庫での集荷・配送作業の自動化を計画する。
 
 EC出店者の多様な商品群を楽天が倉庫に一時保管し、顧客の注文があり次第、まとめて配送する。楽天はアマゾンが得意とする即日配送、一括配送を取り込 んだ。出店者の商品梱包(こんぽう)や発送の負担が軽減されれば、その分コストが減り、「値付けでアマゾンに対抗できるようになる」(高橋理人常務執行役 員)利点もある。
 一方、昨年7月からは自らが販売主体となり、生鮮食品や日用品を直販する「楽天マート」を首都圏で開始。地域の中小物流会社と連携して配送拠点を増設中で、今後、全国の主要都市に拡大する。
 調査会社ニールセン調べでは、今年1月、ECサイトへの訪問者数は楽天の2679万人に対し、後発のアマゾンが2470万人とほぼ拮抗(きっこう)して いる。モール型ビジネスの拡張で「楽天化」するアマゾンと、物流網強化や直販で「アマゾン化」する楽天-。両社の手法が交錯する「混戦」の中で、ユーザー をどう取り込むのか。知恵比べは一気に熱を帯び始めた。(渡部一実)

 

 

楽天市場の年間売上高は2858億円、それに対しAmazonは7500億円です。

ただ、商品売買額を示す「流通総額」は楽 天が約1兆4千億円に対し、アマゾンは流通総額も非公表だが、「売上高とほぼ同水準」(アナリスト)。

今年1月、ECサイトへの訪問者数は楽天の2679万人に対し、後発のアマゾンが2470万人。

 

ネット通販関連の仕事している人には関心の高い情報ではないでしょうか?

 

P.S.

私自身も、ネットで買い物するときは楽天かAmazonのどっちかですね。

ヤフーショッピングとかは、一度も使ったことないです。

理由は楽天とAmazonで事足りるから、わざわざほかの通販サイトを利用することがない!ってとこですかね(^-^)

 

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