安全なWordPress運営のための基本対策:不正アクセスを防ぐ方法

安全なWordPress運営のための基本対策:不正アクセスを防ぐ方法

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WordPressは、ブログや企業のホームページなど、さまざまなウェブサイトで利用されている人気のCMS(コンテンツ管理システム)です。誰でも簡単にサイトが作れる反面、多くの人が使っているため、悪意ある第三者による不正アクセスの標的になることもあります。ここでは、WordPressサイトがなぜ狙われやすいのか、どのような手法で攻撃されるのか、そしてその対策について、やさしい言葉でご説明いたします。

WordPressは2003年から多くの人に支持され、今では世界中でたくさんのサイトがこのシステムを利用しています。便利な一方で、セキュリティ面で注意が必要な部分もあります。例えば、簡単なパスワードや、プラグインやテーマの更新をしない状態では、ハッカーが不正アクセスしやすくなってしまいます。つまり、利用者が多いということは、攻撃の対象になりやすいというリスクもあるのです。

この記事の著者
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田尻真基(たじり まさき)| Natural Web 代表

自分自身の起業15年以上、個人事業主向けの起業&開業者支援歴10年以上を経験。主にWordPressのWebサイト制作、Webマーケティング、SEO対策、動画制作などを手掛けてきました。沢山の方々に支えられ累計の事業収入は4000万円以上に。(詳しくはこちら
私自身も起業し、また様々な起業者&開業者と関わる中で、様々な成功・失敗等を経験したり見てきたりしてきましたので、蓄積されてきた内容を【起業&開業あるある】としてブログ&SNSで発信しています。2児の父。

目次

不正アクセスとは

不正アクセスとは、許可されていない人がサイトに侵入し、情報を盗んだり、改ざんしたりする行為のことです。WordPressの場合、たとえば以下のようなケースが見受けられます。

  • 管理者アカウントの乗っ取り
    簡単なパスワードを設定していると、ハッカーがブルートフォース攻撃(たくさんの組み合わせを試す方法)などを使ってログインしてしまうことがあります。
  • プラグインやテーマの脆弱性の悪用
    無料のプラグインやテーマには、更新が不十分でセキュリティ面に問題があるものもあります。これを悪用されると、サイト内に悪意あるコードが仕込まれる可能性があります。
  • SQLインジェクション攻撃やXSS攻撃
    サイトのデータベースに不正な命令を送り込んだり、サイトに悪いスクリプトを埋め込んで、利用者の情報を盗む手法も報告されています。

攻撃の方法について

WordPressサイトに対する攻撃は、さまざまな方法で行われます。ここでは、主な攻撃方法をやさしい言葉でご紹介します。

  • ブルートフォース攻撃
    これは、コンピューターを使って、たくさんのパスワードを次々に試す方法です。対策としては、強いパスワードを設定したり、ログイン試行回数を制限したりすることが有効です。
  • 辞書攻撃
    事前に用意された単語やフレーズを組み合わせたパスワードリストを使って、ログイン情報を探る方法です。こちらも、強固なパスワードや二段階認証の導入で防ぐことができます。
  • プラグインの脆弱性を狙う方法
    更新されていない、または安全性に問題のあるプラグインを悪用し、サイトに不正なコードを挿入する手口です。常に最新の状態に保つことが大切です。
  • リモートファイルインクルード(RFI)攻撃
    外部の悪意あるコードをサイトに読み込ませる方法です。これにより、攻撃者は自分のコードを実行させることができるため、サイト全体が危険にさらされる可能性があります。
  • クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)攻撃
    利用者が意図しない動作を、ログイン状態を利用してサイトに行わせる手法です。これを防ぐためには、リクエストごとに認証トークンを付与するなどの対策が有効です。

実際の被害事例

実際に、WordPressサイトが攻撃され被害を受けた例は少なくありません。ここでは、いくつかの事例を簡単にご紹介します。

  • 大手ニュースサイトの場合
    あるニュースサイトでは、プラグインの脆弱性を突かれ、サイト全体が改ざんされた事例があります。攻撃者は、サイトに密かに入り込み、今後も継続して攻撃を仕掛けるための仕掛けを設置していました。
  • ECサイトでの情報流出
    あるECサイトでは、WordPressのテーマにあった問題点を悪用され、顧客の個人情報が流出するという被害が発生しました。このような被害は、サイト運営者にとって大きな信用の失墜や経済的な損失を招いてしまいます。
  • 中小企業サイトの被害
    セキュリティ対策が十分でなかった中小企業のサイトでは、ブルートフォース攻撃によって管理者アカウントが乗っ取られ、サイト内容が改ざんされるケースが報告されています。これにより、企業の活動や顧客との信頼関係に悪影響が出てしまいます。

実際の事例について詳しい情報源をお探しの場合は、以下のような信頼性の高いセキュリティ関連のサイトをご参考いただくと良いでしょう(海外サイトです)

  • Wordfence Blog
    WordPressのセキュリティに関する最新の脅威や実際の事例を豊富に掲載しています。
    URL: https://www.wordfence.com/blog/
  • Sucuri Blog
    サイトのハッキング事例や対策について、具体的な事例を交えて解説している記事が多数あります。
    URL: https://blog.sucuri.net/

基本的なセキュリティ対策

基本的なセキュリティ対策

WordPressサイトを守るためには、基本的な対策をしっかり行うことが大切です。以下は、初心者でも実践できる対策です。

  • 強いパスワードを使う
    英数字や記号を組み合わせた、推測されにくいパスワードを設定しましょう。また、定期的なパスワードの変更もおすすめです。
  • 二段階認証の導入
    万が一パスワードが漏れても、二段階認証を使えば、ログインをさらに安全にすることができます。専用のアプリ(Google Authenticatorなど)を利用すると便利です。
  • 常に最新の状態に更新する
    WordPress本体やプラグイン、テーマは最新バージョンに更新することがとても重要です。新しいバージョンでは、セキュリティの穴が修正されている場合が多いからです。
  • ログイン試行回数を制限する
    ログイン失敗が続いた場合に、一時的にアクセスをブロックする仕組みを導入することで、ブルートフォース攻撃を防ぐことができます。
  • セキュリティプラグインの活用
    「Wordfence Security」や「Sucuri Security」など、信頼できるセキュリティプラグインを使うことで、サイトの状態を常に監視し、不正アクセスを防ぐことが可能になります。

プラグインとテーマの選び方

WordPressの魅力のひとつは、たくさんのプラグインやテーマが用意されている点ですが、これらは安全性も大切なポイントです。

  • 信頼できるものを選ぶ
    公式リポジトリや、評価が高いプラグイン・テーマを選ぶようにしましょう。利用者のレビューや更新履歴を確認することで、安心して使えるかどうか判断できます。
  • 不要なものは削除する
    使っていないプラグインやテーマは、セキュリティリスクとなるため、定期的に整理し、削除することが大切です。
  • 定期的な監査
    サイトのログやアクセス状況を確認することで、不審な動きがないかを早めに発見できます。特に更新通知などは活用すると良いでしょう。

サーバーとホスティングのセキュリティ

WordPress自体の対策だけでなく、サイトが動作しているサーバー側の対策も重要です。

  • 最新のソフトウェアを利用する
    サーバーのOSやウェブサーバーソフト(Apache、Nginxなど)、PHPやデータベースも常に最新の安定版にしておくと、既知の脆弱性を防ぐことができます。
  • ファイアウォールの活用
    ネットワークレベルでの不正なアクセスを防ぐために、強固なファイアウォールを設定しましょう。ホスティングサービスでWAF(Webアプリケーションファイアウォール)の機能があれば、積極的に利用することがおすすめです。
  • SSHの安全な設定
    サーバーにリモートアクセスする際は、パスワード認証ではなく公開鍵認証を利用する、また特定のIPアドレスからのアクセスのみ許可するなど、十分な対策を行いましょう。
  • 定期的なバックアップ
    万が一の不正アクセスやトラブルに備えて、サイト全体やデータベースのバックアップを定期的に行うことも大切です。

最新の動向と今後の対策

サイバー攻撃の手法は日々変化しています。今後も攻撃者は新しい方法を試みるでしょう。そのため、常に最新の情報を得る努力が必要です。

  • ゼロデイ脆弱性への注意
    攻撃者が発見した新たな脆弱性(ゼロデイ脆弱性)に備え、セキュリティ情報を定期的にチェックし、すぐに対策が取れる体制を整えましょう。
  • AIを使った攻撃対策
    攻撃者はAIを使った手法を取り入れているため、こちらもAIを活用した監視システムや異常検知システムの導入が、より一層重要になってきます。
  • クラウドやIoTとの連携の安全管理
    複数のシステムが連携して動く現代のウェブサイトでは、各システム間の安全なデータ連携を確保することが求められます。セグメント化やアクセス制御などを工夫して、全体の安全性を高めましょう。
  • 法令遵守と個人情報の保護
    GDPRや個人情報保護法など、各国で定められている法規制に合わせた運用も重要です。適切な管理体制や内部監査、万が一の際の対応策を整えておくことが求められます。

まとめ

まとめ

WordPressは、誰でも簡単にウェブサイトを作れる便利なツールですが、その人気ゆえに不正アクセスのリスクも存在します。しかし、しっかりとした対策を講じれば、安心して運用することが可能です。

まず、強いパスワードの設定や二段階認証、定期的に最新の状態にアップデートすることが基本です。また、不要なプラグインやテーマは整理し、信頼できるものだけを使うようにしましょう。さらに、サーバー側のセキュリティ対策や定期的なバックアップも重要なポイントです。

攻撃手法は年々進化しているため、最新の情報をキャッチし、セキュリティ意識を持ち続けることが大切です。企業や個人が安心してウェブサイトを運用できるよう、今回ご紹介した内容を参考に、日頃からセキュリティ対策を見直していただければと思います。

安全なウェブサイト運営は、利用者の信頼を守り、安心してサービスを提供するための大切な要素です。皆さまが、穏やかで安心できるウェブ環境を維持するために、ぜひ今回の内容を参考にしていただければ幸いです。

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