<< お知らせ [2024/09/10] >>
利益が小さい、利幅が少ないなど難易度の高いビジネス形態があります。
例えば、本屋。
薄利で利益が出にくいことで有名です。
ニュースなどで赤字や倒産が相次いでいる業態は価格競争で薄利になっているケースが多いように感じます。
昔は活気のあった業界も時代の変化や競合が増えたことにより、薄利になってしまうこともあります。
薄利のビジネスは、ビジネスの難易度を上昇させます。
利益をあげるために、さまざまな試行錯誤が要求され、経費も限りなく削減せねばなりません。
従業員の負担も大きくなります。
以前、テレビで観光ホテルが経営難になっていると書かれていましたが、それはもう壮絶でした。
衰退している産業ではよほどクリエイティブな発想がないと、大きく利益をあげることは困難でしょう。
そのため、すぐに実現できる経費を徹底的に削減するのです。
その観光ホテルでは電気代、お風呂の燃料代などを削減するために、利用者のいない時間はスイッチを切るなど徹底的に経費削減に努めていました。
もちろん、それは素晴らしいことだと思うのですが、赤字にならないようにやることがどんどん増えて本当に大変です。
多くのビジネスは何もしなくても経費でお金は手元から出て行きますし、やめるにしても、清算のために出費をしいられますから、やめるにやめられません。
そのようなビジネスは最初からやらない。
そういう賢明な判断がとても重要な気がします。
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