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最近、動画編集の作業してます。(普段はWebサイトの運営管理業務がほとんど)
2019年から動画編集ソフトとして、DaVinci Resolve(ダビンチ リゾルブ)を使うようになりました。(それまではPowerDirector を使ってました。)DaVinci Resolveはプロ仕様の動画編集ソフト。ハリウッドの劇場映画、テレビ番組、CM等にも使われているそうです。
DaVinci Resolveのすごいとろこは、無償版と有償版があり、無償版でもかなりの編集作業ができてしまうところです!そのため、動画編集ソフトとして、DaVinci Resolveはシェアを拡大しているようです。DaVinci Resolveは編集動画をほぼ無劣化で出力でき、仕上がりが綺麗でなめらか、さすがプロ用といった感じです。
ただ、動画編集ソフト全般に言えることですが、処理が重く、パソコンにかなりの負荷がかかります。そのため、動画編集にはそれ相応のパソコンの処理性能(CPU、メモリ、グラフィック)が求められます。
塾の案内動画を作ろうと、約1年ぶり?にDaVinci Resolveを開いて動画編集しました。
Fusion(フュージョン)が動かない
基本的な動画の切り貼り作業では、そこそこのPCスペックでも対応できるのですが、編集の後半でFusion(フュージョン)と呼ばれるアニメーション効果を加えようとしたところ、全く動かないことが判明。
簡単なテキストアニメーションを入れても編集画面でほとんど表示されません。カクカクするというより、ほぼ表示されてない、といった感じです。
最初はソフトがおかしいのか?と原因がわからなかったのですが、負荷の軽い設定にしてもFusionが動かず、これは使っているPCの処理性能の問題とわかりました。
NVIDIA GeForce GTX 1660を導入
ネットで調べてみると、Fusionの動作にはPCのグラフィック性能が大きく影響してくることがわかり、デスクトップPCにグラフィックボードを導入することにしました。
色々調べて、NVIDIA GeForce GTX 1660を約2万円程度で購入。
グラフィックボードといえば、PCで3Dゲームする方が用意するものと思っていましたが、まさか自分がここに手を出すようになるとは思ってませんでした。(箱のデザインもゲーム用途が強調されてます)
ミニタワーのパソコンケースのカバーを開けて、まずはホコリ掃除を開始。
エアダスターでほこりを飛ばして、ハンディの掃除機で舞い上がったホコリを吸い込みます(過去のPC掃除経験の集大成)。これで内部は綺麗になりました。
これから、NVIDIA GeForce GTX 1660を差し込みます。
確認したら、グラフィックボードの電源ピンが6ピンだけでなく、8ピンにも対応していることが発覚。(6ピンしかないと思っていた。電源8ピンのNVIDIA GeForce GTX 1660 Superでも大丈夫だったよう)
グラフィックボードとすでに入っていたボードが干渉しないよう位置を調整し、完成。
ケーブル類をセットし、PCを立ち上げます。
ディスプレイに画像が表示されないトラブル発生
さてさて、Fusion動くかな?とPCを立ち上げたところ・・・デュアルモニターの1台に画像が表示されないトラブル発生。
約1時間ほどあれこれ試してようやく解決。
原因は、グラフィックの映像出力端子とPCケースの突起が近く、コネクタ(HDMI,DISPLAYポート)を差し込んだときに、突起にあたってしまい、しっかり奥まで刺さっていなかったことだと発覚。
グラフィックボードの位置を少し下に下げてネジ止めし、解決。
この試行錯誤の過程で、グラフィックボードを追加すると、マザーボードの映像出力はできなることもわかり、勉強になりました。(BIOSの設定で両方ONにする方法もあるようです。私のPCではできませんでしたが。)
Fusion(フュージョン)が動くようになった!
ようやくグラフィックボードの追加作業を終え、DaVinci Resolveを立ち上げて、いくつかのFusionを試してみると、動くようになりました!・・・ただ、NVIDIA GeForce GTX 1660 を追加しても、結構カクカクします。編集時の再生モードの解像度を下げる(プロキシモードを「ハーフ」or「クオーター」に下げる)とある程度滑らかにアニメーションが動くようになりました。
また、Fusionを入れ込んだ動画を出力して確認すると、綺麗にアニメーションが入るようになりました。(以前はそれもできなかった)
このパソコンは2016年購入で、最新のものより処理速度も劣るのも原因と思いますが、とりあえずこれでDaVinci Resolveを使ってまともに動画編集できるようになりました(^^)
最後に
少し古めのパソコンを使っていて、DaVinci ResolveでFusion動かなかった方は、ほどほどの性能のグラフィックボードの追加でも対応できるかもしれません。
以上、ご参考に☆
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