お知らせ [2025/01/17]
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はじめに:WordPressの費用は「無料」じゃない?
WordPressは「無料で使える」とよく言われますが、実際にサイトを運営するためにはさまざまな実費がかかります。この記事では、WordPressでWebサイトを運営するうえで必要な費用を、初心者でもわかりやすいように細かく分解しながら解説していきます。

WordPressを使うのは「無料」ですが、運用するには複数の諸費用がかかります。
自力運営なら初年度は3万円程度、2年目以降は年間1万円程度は最低でもかかると思います。
特に、以下のような方におすすめの内容です。
- WordPressで個人ブログやビジネスサイトを始めたい方
- コスト感を把握してから導入を検討したい方
- 有料テーマを導入するかどうかで迷っている方
- 外注と自作、どちらがコスパが良いか知りたい方
WordPressでかかる基本的な運営費一覧


WordPressは無料だが「運営にはコストがかかる」



WordPress自体は無料で配布されている**オープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)**ですが、Webサイトとして公開・運用するためには以下のような費用が発生します。
項目 | 内容 | 月額目安 | 年間目安 |
---|---|---|---|
レンタルサーバー | サイトを置く場所 | 500〜1,500円 | 6,000〜18,000円 |
ドメイン取得・更新 | 独自のURL(例:www.example.com) | 100〜200円 | 1,000〜2,000円 |
テーマ(有料) | デザインや機能のテンプレート | 買い切り or 月額 | 0〜15,000円程度(買い切り) |
プラグイン | SEO対策やバックアップなどの機能追加 | 多くは無料、一部有料 | 0〜10,000円/年 |
セキュリティ・保守 | 自力 or 外注(有料) | 0〜5,000円 | 0〜60,000円/年 |
その他(メール、画像素材など) | 任意 | 数百円〜 | 必要に応じて変動 |
レンタルサーバーの費用と選び方


人気サーバー比較(2025年版)
サーバー名 | 月額費用 | 特徴 |
---|---|---|
ConoHa WING | 約880円〜 | 表示速度が非常に速く、WordPress特化 |
エックスサーバー | 約1,100円〜 | 高速・安定・サポート充実 |
ロリポップ | 約500円〜 | コスパ重視、簡単に始められる |
※各社ともに長期契約で割引あり。1年〜3年契約で初期費用も実質無料になる場合が多くあります。



上記以外にもレンタルサーバーは多数ありますが、おおよそ上記のような月額費用が多い印象です。
ドメイン取得・更新の実費
ドメイン料金の目安(主要ドメイン比較)
ドメイン種別 | 初年度 | 次年度以降 |
---|---|---|
.com | 約1,000円 | 約1,500円前後 |
.jp | 約3,000円 | 約3,500円前後 |
.net | 約1,000円 | 約1,500円前後 |



レンタルサーバー会社が、サーバー契約時に無料取得キャンペーンを実施していることもあり、ドメイン取得費用と年間費用が無料になります。
WordPressテーマの費用と比較


無料テーマと有料テーマの違い
項目 | 無料テーマ | 有料テーマ(例:SWELL) |
---|---|---|
費用 | 無料 | 約17,600円(買い切り) |
カスタマイズ性 | 限定的 | 非常に高い |
SEO対策 | 最低限 | 強力な内部対策あり |
サポート | なし/少ない | 専用サポートあり |
表示速度 | 標準 | 高速表示に最適化 |
SWELLは特に初心者に人気で、ブロックエディタ完全対応、見たまま編集ができ、SEOにも強くおすすめです。
プラグインにかかるコスト


基本的に多くのプラグインは無料で利用できますが、一部の機能強化を目的とした有料プラグインもあります。
有料プラグインの例と価格
プラグイン名 | 用途 | 年間費用目安 |
---|---|---|
Rank Math Pro | SEO強化 | 約7,000円 |
BackWPup Premium | バックアップ | 約5,000円 |
WP Rocket | キャッシュ最適化 | 約6,000円 |



基本的に最初は無料のプラグインで大丈夫です。
実質的な月額・年間コストのシミュレーション
【ケース1】無料テーマ+最安構成
- レンタルサーバー:月500円(ロリポップ)
- ドメイン:年間1,000円
- テーマ:無料
- プラグイン:無料のみ
→ 年間:約7,000円(月600円程度)
【ケース2】SWELL+中堅サーバー構成
- サーバー:月880円(ConoHa WING)
- ドメイン:年間1,000円
- テーマ:17,600円(初年度のみ)
- 有料プラグイン:年間8,000円程度
→ 初年度:約30,000円/次年度以降:約10,000円〜12,000円
外注した場合の費用
Web制作会社・フリーランスに外注する費用感
項目 | 価格帯 |
---|---|
WordPressサイト制作(5〜10ページ) | 約10万円〜30万円 |
ECサイト・予約サイト | 約30万円〜100万円以上 |
保守管理 | 月5,000円〜2万円程度 |
自力で構築すれば初期費用は1万円〜3万円ほどに抑えられるため、長期的に見ると大幅なコスト削減が可能です。



通常、Web制作会社は事業に効果のある(売上につながりやすい)ノウハウを持っていると思います。
コストを抑えるポイントと注意点
- 長期契約でサーバー費用を抑える
- テーマは一度買えば長く使える買い切り型がおすすめ
- 必要以上に有料プラグインに頼らない
- バックアップとセキュリティは無料でも十分に対応可能
- 更新やメンテナンスも自力でできるように少しずつ学ぶ
WordPress運営に必要な「目に見えないコスト」
時間・学習コストも忘れてはいけない
金銭的なコストだけでなく、実は時間や学習のための労力も重要な要素です。
- WordPressの操作に慣れるまでの時間
- トラブル発生時の対応時間
- SEOやセキュリティ知識の習得
このあたりは**「学ぶ時間=スキル資産になる」**という側面もあります。
まとめ:WordPressの実質的な運営費は「年1〜3万円」が相場
WordPressは無料で始められるイメージが強いですが、実際には以下のような費用が実質的にかかります。
- 自力運営なら年間1万円〜3万円程度
- SWELLなど有料テーマを導入しても初年度3万円前後で済む
- 外注すると10万円以上かかることが多い



初心者でも、コストを抑えながら高機能なサイトを持てるのがWordPressの魅力です。長期的な運営を考えるなら、初期投資をしてでも信頼性のあるサーバー・テーマを選ぶことをおすすめします。
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