久々に本を買って読みました(^^)
日本語では
- 『ヒマラヤの師と共に〜現代を生きるヨーギーの自叙伝』 著 シュリー・エム(Sri M)
となっていますが、英語版では
- Apprenticed to a Himalayan Master (A Yogi’s Autobiography)
がタイトルになっています。
英語版では2010年に発刊されたようですが、日本語版は2020年1月10日に第1刷発行、となっています。
以前から読みたかった本
数年前に私がパラマハンサ・ヨガナンダ師のあるヨギの自叙伝を読んで、その後シュリー・エム師による現代版のヨギの自叙伝があることを知って読みたいと思っていたのですが、私は英語がそれほど読めないため断念。いつか日本語訳されないかな、と思っていました。
2020年1月頭、子供達を寝かしつけた後、パッとこの本の事が頭に浮かびました。すぐにパソコンで調べてみると、日本語に翻訳されて、まもなく出版される(クラウドファンディングに参加された方にはもう届いている)とのこと。数日後にネット注文しました。
感想
正直、本の最初に書かれているシュリー・エム師の前世での出来事が衝撃的でした。確かに、思いがけない出来事とはいえ、その行為の結果の精算をしなければいけない、という厳しさを痛感しました。
また、この本にはヒンドゥーだけでなく、イスラムやチベットの高い境地に達した方たちの対話やその方々の繋がりも書かれていました。
ヨギ自身の自叙伝として、パラマハンサ・ヨガナンダ師のあるヨギの自叙伝が有名ですが、シュリー・エム師の自叙伝も、400ページ弱にわたって様々な内容について語られています。
もちろん、マハ・アバター・ババジ師(この本では、シュリー・グル・ババジと書かれています)と伝えられているクリヤ・ヨーガにつていも触れられています。
最後に
シュリー・エム師は、主にインドでの活動を使命とされているようです。そのため、日本でシュリー・エム師の教えを受けることができるのは、ある条件が満たされた方になると思います。
現在、マハ・アバター・ババジ師(シュリー・グル・ババジ師)によって伝えられたクリヤ・ヨーガは、日本でも伝授を受けることができます。
いくつかあるようですが、私がここでご紹介できるのは、マハ・アバター・ババジ師から、直弟子のパラマハンサ・ヴィシュワナンダ師によって伝えられたとされるアートマ・クリヤ・ヨーガです。
以下、公式ページの紹介文の抜粋です。
愛は、愛によって始まり、愛によって育まれ、愛に至ると言われています。
このアートマ・クリヤ・ヨーガは、1つ1つのテクニックが、愛の表現であると同時に、内なる愛を目覚めさせ、育みます。つまり、アートマ・クリヤ・ヨーガは、それ自体が愛という最終目的地であると同時に、そこに至る道でもあります。それが、アートマ・クリヤ・ヨーガの美しさです。
アートマ・クリヤ・ヨーガは、サンスクリットで「魂を意識して全ての行為をなし、自分の真の姿が無条件の愛であることを知る」という意味です。
アートマ・クリヤ・ヨーガはヒマラヤの偉大なヨーギ、マハアヴァター・ババジが何百年という歳月に渡って伝えて来た様々な教えとテクニックです。
このテクニックはプレマアヴァター・パラマハンサ・ヴィシュワナンダによって受け継がれ、現代向きに調整を加えた後、私たちに伝えられています。
それは神の愛を呼び起こし、身体、精神、そして魂の成長を促進する為に組み合わせられたヨーガのテクニックです。
アートマ・クリヤ・ヨーガのテクニックはマントラ (真言)、プラーナーヤーマ (呼吸法)、 メイン・クリヤ (カルマ解消、チャクラの浄化、純なる愛を得る)、トリニティ瞑想法、 ナーダ・クリヤ (宇宙の神秘な響きに耳を傾けるテクニック)、ムドラー (指、手、身体を 使って行う)、チャクラの開閉、体位体操 (アーサナ)、 オーム・チャンティング (自分や他人、又地球を癒すテクニック) 等から成る包括的なヨーガ体系です。
アートマ・クリヤ・ヨーガの目的は自己実現、神実現にあります。
個人的な実習は欠かせませんが、グループで実習すると、より効果的です。
アートマ・クリヤ・ヨーガでは、ハタヨーガでイメージされるような複雑なポーズは行いません。
従って、体が柔軟でない方でも受講いただけます。
参考動画
ヴィシュワナンダ師の弟子のスワミニ(日本人)が語られています。
参考サイト
- バクティ マルガ ジャパン https://bhaktimarga.jp/
- パラマハンサ・ヴィシュワナンダ 日本語ブログ http://vishwananda-japan.blogspot.com/
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