お知らせ [2024/10/29]
私も最初はわからなかったのですが、10年以上、何十人も様々な起業者・開業者と関わる中で徐々に成功する起業者と失敗する起業者の”違い・傾向”が見えてきました。このページでは、その内容を『起業・開業あるある集』として30個以上の内容をまとめました。
結論
「出産に関しては事業がある程度軌道にのってからが良い」と思います。
我が家の子育て経験の話
我が家は子どもが2人がいますが、本当にいろいろありました。以下、簡単にリストアップします。
自分で言うのもなんですが、働いている父さんとしては日本の中でも高水準?で幼児期は子育てに関わってきたと思っています。
”母乳”と”夜中の赤ちゃんの世話”以外はほぼやってきたと思います。
- 一人目の子は、夫婦共に子育てに慣れておらず、勝手もわからないので、なれるのに時間がかかった。
- 家族が子ども中心に動かざる追えないため、仕事に集中しにくくなった。
- 最初の子は生まれてから夜中に1.5時間毎に起きるので、妻がかなりしんどそうだった。二人目は、夜中はある程度寝てくれて楽だった。
- 妻が肉体的・精神的疲労で精神的に不安定になることが度々あり、そのサポートのために予定していた仕事ができないことが何度もあった。
- 夫婦共には登山好きだが、夫婦での泊まりの登山は妻はゼロになり妻のストレスに。(私は登山関連の仕事もあり、度々行ってますが、行く頻度がかなり減った)
- 旅行計画は、子どもの体調が直前までどうなるかわからないので、計画は立てても直前で宿を予約することも多くなった。
- 2歳から保育園に通うようになり、保育園の集団感染で月1ぐらい?で病院行ったりなんだり。
- その病気が家族内で感染することも多かった。親に感染するきには子どもは回復していて、子どもの面倒を見るのがかなりしんどい。夫婦共に倒れたことが1度あり、その時はまいった。
- 妻の実家がすぐ近くにあり、じいちゃんばあちゃんがかなり子どもの面倒みてくれて、本当に助かった。
- 土日は家族サービス、妻の世話に多くの時間を使うことになった。
- 赤ちゃんが2~3時間毎の母乳・ミルク・おむつ替え。成長して動き回れるようになると誤飲などに気を使い、2歳ごろにはイヤイヤ期で、幼児期は気が抜けない・休まらない日々が続く。
- 保育園・幼稚園に行くのイヤイヤいい始めて、しょうがなく休ませることもあった。
- 保育園・幼稚園時代は、とにかく子どもが病気する。子どもが2人いるとそれぞれ病気になるので、月に1~2回は病院行った。
- 5歳ぐらいになると、子どもたちが前ほど高頻度で病気しなくなった。
- 運動会、〇〇会、〇〇大会、〇〇祭り、などの予定が入ることが多くなった。
- 小学校に入るくらい(6歳)になると、赤ちゃん・幼児期ほど手がかからなくなった。
とにかく最初の子どもの子育てが大変でした。夫婦である程度好きに、自由に暮らしていたのが、赤ちゃんが産まれたその日から、スイッチが切り替わるように赤ちゃんを育てるために時間を捧げる日々が続きました。妻の負担が大きいのでそのサポートのために仕事ができない日も多かったです。妻の実家がすぐ近くでとてもサポートしていただけたのは本当に助かりました。それでも前ほど自由に動けず家族の状況に合わせて動いたり仕事を調整したりして忍耐トレーニングみたいでしたね。
楽しかったり、思い出も沢山ありますが、仕事面からいうと仕事しにくい環境で最初の子どもの時は「最低限度の仕事をこなすので精一杯」でした。
子なし時代は夜中まで仕事することも多かったですが、子ども産まれてからは子ども寝ている時に寝ないと寝れないので、ある意味生活のリズムが規則正しくなり、それは良かったと思います。
二人目の時は、もう、一連の流れがわかってますので、そこまで大変ではなかったです。夜にある程度寝てくれる子だったので、妻は赤ちゃん時期もだいぶ楽だったようです。
ただ、子どもが2人になると、育てる手間・病気・園の行事が2倍になりました。上の子が小学生になると下の子の面倒も少しづつできるようになり、幼児期に比べると大分楽になりました。
人間の子どもを育てるのって、何でこんなに手間かかるんだろう、と思いましたね。(他の生き物はここまでではないと思うのですが) 我が家は在宅作業が多い私、妻、近くに妻の父母がいて、わりと育てやすい(妻の負担が分散できる)環境だと思うのですが、世の中には旦那は仕事でほとんど家にいないで妻が赤ちゃんの世話ほとんどしてるみたいな家庭も多いと思いますので、”お母さん”はすごいなと思いました。どこかの本に「人間の子どもは複数人の大人で育てるのが本来の姿」みたいな事書いてましたが、本当にそう思いました。子どもの世話は楽しいんですが、例えば数時間面倒みるのは楽しいですが、半日や1日ずーっと子どもに気をかけるのは目が話せない幼児期は疲れます。母親1人で育てるのは、かなりハードワークでストレス貯まって精神的におかしくなるのもあり得ると思いました。
なんとなく、子ども生まれるとこんな感じなんだ、とわかってもらえればいいなと思ってます。
とにかく、フリー時間というか自由時間みたいなのは取りにくくなりますね。
私の場合はある程度事業が軌道にのってからの出産だったので、奇跡的に?幼児期を超えましたが、起業する方の中には、起業と出産が重なるケースがあります。
起業・開業と出産が重なるケース
数人ですが、起業・開業と出産が重なるケースの方を事業支援した経験がありますが、以下の傾向がありました。とにかくめちゃめちゃ大変な印象です。
- 家族の生活を維持する定期的な収入が必要なため、思い切ったことがやりにくい
- 全員に共通するのが、事業活動に専念する時間が取りにくい。時間がない。
- 纏まった時間が取りにくいため、細切れの時間をいかに有効活用するにかかってくる
- 起業活動する夫と、子育てで大変な妻の間で繰り返される夫婦喧嘩で家庭内が荒れる
- 起業だけでも大変なのに、妻が不安になり妻の心のケアまでする
とにかく時間が無い、安定して時間がとれないのが共通点です。家族・自分の将来のために仕事に注力したい夫と、子育てで疲れてる奥さまの間で頻繁な喧嘩が起き、家族内が荒れる傾向あります。
ゼロイチの事業の立ち上げ時期(事業の黎明期)と出産が重なって良かったケースは見てないですね。(あるのかもしれませんが…精神的に鍛えられるくらいしか思いつきません。。。)
なんとか手のかかる子育て時期を乗り越えても、お互い不満が貯まって夫婦が仲違いしまったりして、終始混沌という可能性も。。。
「出産に関しては事業がある程度軌道にのってからが良い」と書いたのは、上記の傾向あるからです。夫婦(子どもいない)場合は、特に問題ない印象です。それくらい赤ちゃん育て・幼児期はものすごいワーク量とも言えます。
”子宝”という表現もありますが、夫婦で子宝を受け入れられる準備ができているかがかなり大切なのではと思います。
これから起業を検討しているかたは、ぜひご参考になさってください。
以下記事も、夫婦・パートナーに関する内容です。
コメント