「瞑想のすすめ]個人的な瞑想歴と体験談(クリヤヨガの内容多め)

これからの時代、瞑想技法の実践は自分自身の状態を整える役割と、それを超えた何かのため、欠かせない取り組みであると実感しています。そこで、今までの経験を基に纏めました。

【2024年更新】
この記事は2018年に公開しましたが、作成して数年経過し様々な体験もしてきました。それに合わせて修正しています。

この記事には古来より伝わるヒマラヤ・インド系統の奥義・秘技である”クリヤヨガ”について多数記載しています。クリヤヨガの具体的な内容について一般公開は古来より禁止されています。そのため、このページで記載している内容は、既にそれぞれの複数のクリヤヨガ系統の公式団体や正統な指導者のWebサイト・ブログ・動画・SNS等で既に一般公開されている内容についてのみ記載しています。(また、既に一般公開されている内容でも正統な伝授を受けていないと危ないと思われる内容等の掲載も自粛しています。)

目次

瞑想のすすめ

瞑想とは、厳密には状態のことを言います。そして、”瞑想状態”に入るために意識的なテクニックが瞑想技法です。

私が本格的に瞑想技法を日々実践するようになったのは、2015年頃からです。最初は効果があったのか無いのかよくわからない感じでしたが、瞑想技法を続けることにより、想像もしていなかった様々な体験をするに至りました。

生きていると色々な出来事を体験します。仕事や人間関係で喜んだり、怒ったり、悲しんだり、楽しんだり、様々体験しますが、日々の瞑想により、現象世界を超えた領域と繋がることができるようになります。

そして、それが本当の、真実のすべての魂の”ふるさと”です。

瞑想を続ける効能
  • 内側からやる気が溢れてくる
  • ”今生きている”という感覚が強くなる
  • 意識がはっきりしてくる
  • 自分自身が今どういう状態なのか、よくわかるようになる
  • 自分自身を意識的に制御しやすくなってくる
  • ”気づき”が訪れる
  • あらゆることに対して内側から理解できるようになってくる

実は、ここでは記載できない様々な内容もあります。

私はいままでにいくつかの瞑想技法を実践してきましたが、基本的に瞑想技法の初期段階の最重要項目は

自己浄化

になると思います。

どうしてまず自己浄化なの?

私自身、何年も瞑想を実践してわかったのが、「自分自身でも気づかなかった今世・過去世で積み上げてきたネガティブな資質がたくさんある」ということです。

瞑想を初めた頃は、何がなんだかよく分からないで続けていましたが、日々の修練による変化や師からの恩寵(霊的に高い境地に到達している方は僅かな時間で修行者を霊的に引き上げることが本当に可能です)を通して神聖なエネルギーと繋がれるようになると、自分自身に眠っている様々なネガティブな資質も見えきたり、浮き彫りになったりすることがあります。

補足)赤という色は、それ意外の色が存在することによって赤という色を相対的に認識します。それと同じように、神聖なエネルギーや光を知覚するようになると、”そうでないもの”も相対的に浮き彫りになってくるのです。

霊的に引き上げられると想像を絶する体験をすることになりますが、それとともに自分自身のネガティブな資質も見えてきて、正直、これはツラい体験です。

瞑想や類似する行法の中に、何らかの能力を活性化するものもあります。ただ、これは一歩間違えると非常に危険です。なぜなら自分自身にあるネガティブさも増大する可能性があるからです。(人間には現象を創造する力が備わっています。ただ、その時は完全で最高だと思われた創造も時が経ってまさに描いた状況になると「あれ?なんか違うな」「事前予想に反して悩みの種になる」なることも実際あります。)

そういった様々な理由から、私が関わってきた瞑想の指導者は、共通して自己浄化の重要性を説いています。

原因と結果の法則

また、私が関わってきた瞑想の師は、共通して「原因と結果の法則」を説いています。

原因と結果の法則は、別名で

  • 霊的法則
  • カルマの法則
  • 因果応報の法則

としても知られています。

この法則は、「良いことをすれば、自分にも良いことが返って来る」という法則のことです。これは宇宙の第一法則とも呼ばれます。

この法則は、その人が知っても知らなくても、完全に一部の狂いもなく働く法則と言われています。

鋭い才知は、両刃の刃物のようなものだ。それは建設的に使うこともできれば、破壊的に使われることもある。つまりそれは、無知という腫れ物を切り取ることもできるかわりに、ひとたび間違えば自分自身に致命傷を負わせることにもなる。

人間はどんなに才知を働かせてもしょせん霊的法則から逃れることができないと知った時、初めてその知性を正しく使うことができるようになるのだ。

出典:あるヨギの自叙伝 P131

瞑想技法はたくさんある

その昔、「瞑想って何?」という私でしたが、その世界に入ってみると実にたくさんの瞑想技法があることがわかりました。

  • マインドフルネス瞑想
  • ヴィパッサナー(ヴィパサナ/ビパサナ)瞑想
  • 超越瞑想
  • 阿字観(真言宗)

上記は、直接耳にした瞑想技法です。それ以外にも、禅、気功、など様々あるようです。

どの瞑想技法を選ぶか?

瞑想技法の実践は始めるのも、やめるのも、自由です。そのため、直感で「実践してみたい!」と感じたものから取り組むのも一つの方法です。

周囲の瞑想に取り組んでいる方の話を聞いていると、1つの技法を何年も、というよりも何かをきっかけに変遷していく印象を受けます。そして最終的にどこに行き着くかは”ご縁”ではないか、と感じます。

最近だと〇〇瞑想というのがネットで調べても多数でてきます。
私の知り合いは、複数の〇〇瞑想のセミナーなどに参加して、自分とフィットするものを探求されている方もいます。

「瞑想技法を実践してみたいが、何から初めて良いかわからない。」「今のところ、ご縁もない」という方にご紹介したいのが”法玉明想”です。

法玉明想(ほうぎょくめいそう)の提唱者が、上江洲義秀(うえずよしひで)さんという日本人です。

上江洲義秀 先生

様々な瞑想技法は、独特の宗教的世界観で解説されている場合がありますが、法玉明想にはそれがありません。また、日本語で解説されているため、とても理解しやすいです。(様々な瞑想技法の創始者・提唱者の言語が外国語の場合、その意味を汲み取りにくい、翻訳の場合は訳者の技量が大きく影響して本意が汲み取れないことがある)

法玉明想の内容もとてもシンプルです。
私自身もアートマ・クリヤ・ヨガが伝授していただくまでの約2ヶ月間ほど実践してみましたが、とても気持ちが明るくなりました!

法玉明想や上江洲義秀さんのお話は、ホームページやYoutubeでも公開されています。定期的に開催されている講演会にも参加しましたが、とても公では話せないような参加者の様々な人生の悩みに真摯に回答されていました。

■法玉明想

○公式サイト

○Youtube

『法玉明想こそは、キリストのヨガ、クリヤーヨーガと呼ばれたそのヨガをわかりやすく短縮して説いたのが、その法玉明想であることを知ってもらいたい』[出典:上江洲義秀オンラインショップ -愛一元]

私の瞑想歴

私の個人的な瞑想歴が誰かのお役に立てるかもしれない、と思って簡単にまとめました。

瞑想との出会いは
「神との対話」

私が瞑想に取り組むようになったのは、2012年8月に購入した「神との対話」という本がきっかけです。

小学生から高校1年まで取り組んでいた剣道の”黙想”の経験はありますが、その程度でした。今までに自分自身が経験してきた様々な出来事から、「いったいこの世界はどうなっているんだろう・・・私の知らない何かがあるようだ」と30代になり感じるようになっていました。その疑問を紐解くように出会った本が「神との対話」シリーズです。

そのシリーズの中で瞑想に関する内容が多数書かれています。

瞑想とは「真の目覚め」の状態だ。

この状態で立ち止まるというのは、道のなかばで足を止めること、どこかへ向かうのをやめること、何かをするのをやめること、立ち止まってその場に「いる」こと、ただその場で本来の自分でいることだ。[出典:神との対話3 P260]

著:ニール・ドナルド ウォルシュ, 原名:Walsch,Neale Donald, 翻訳:利子, 吉田

クリヤヨガに興味を持つ

神との対話3の中で、ある方がマスターとして紹介されていました。

パラマハンサ・ヨガナンダは、自分が考える真の自分の「完成」にきわめて近づいた人物だ。彼は自分自身について、またわたしとの関係について、明確な考えをもっており、生涯をかけて、それを「外界に向かって表現」した。彼は自分の現実のなかで自分自身を経験し、自分自身を知ろうとした。[出典:神との対話3 P217]

神との対話シリーズを読んだ後、この本で紹介されたパラマハンサ・ヨガナンダとはいったどういう人だろう?と興味をいだくようになりました。その後ネットで調べて、この方が書かれた「あるヨギの自叙伝」という本があることを知り、購入しました。

この本の中で、クリヤ・ヨガと呼ばれる技法があることを知ります。ぜひ実践したいと思いアメリカのSRFに問い合わせると、クリヤ・ヨガの伝授の前に、事前準備として

  • ホーン・ソー テクニック

に関する資料が送られてきました。そして次のステップとなる、

  • オーム テクニック
  • エネルギー活性化体操(エクササイズ)

も学びます。

その後、約2年間できる限り実践し続けました。
2017年春、SRFのクリヤ・ヨガの伝授式が2017年10月に開催されるとの連絡が自宅に届きました。

クリヤ・ヨガに強烈ひかれていながら、クリヤ・ヨガの誓約書を前にして、(妻が気が進まないと言ってたりと)その内容に対して私の何かが完全にYesと言えない引っかかるものを感じました。

悩みに悩んでこの件に関して全身全霊で瞑想した結果、2つのビジョン(映像)が見え、これではない別の何かがあることが示されました。

その後、それは一体何なのか、きっとこれに変わる何かがあるはずだ、と調べに調べた結果、アートマ・クリヤ・ヨガと呼ばれるクリヤ・ヨガの頭に”アートマ”が付く技法が日本で伝授されていることを発見しました。

アートマ・クリヤ・ヨガ
(Level1)

アートマクリヤヨガは、パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師が伝えているヨガです。

パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師

パラマハンサ・ヴィシュワナンダ師はドイツを拠点として活動されているため、日本では弟子のスワミニ・ダヤマティ氏(日本人の女性)が中心となって活動されています。

調べてみると、スワミニ・ダヤマティ氏は2001年からパラマハンサ・ヨガナンダのクリヤ・ヨガを実践し、2008年にパラマハンサ・ヴィシュワナンダ氏と出会い、2013年にアートマ・クリヤ・ヨガの教師になった、と経歴に書かれていて、パラマハンサ・ヨガナンダ氏のクリヤ・ヨガと大いに関連があることが感じられました。

その後、2017年11月のスワミニ・ダヤマティ氏が語られるバガヴァッド・ギーターの講義に参加しました。高齢ながらも力強く、一つ一つの発言が誠実なスワミニの姿、さらにはこの集いにはパラマハンサ・ヨガナンダのSRFのクリヤヨガを実践してきた方々も何人かおられることがわかり、私もアートマ・クリヤ・ヨガを受講させていただきたいと思い、2018年2月にアートマ・クリヤ・ヨガLevel1を伝授していただきました。

アートマ・クリヤ・ヨガのテクニック概要

アートマ・クリヤ・ヨガのテクニックは

  • チャクラの開閉
  • マントラ (真言)
  • トリニティ瞑想法
  • ナーダ・クリヤ (宇宙の神秘な響きに耳を傾けるテクニック)
  • プラーナーヤーマ (呼吸法)
  • メイン・クリヤ (カルマ解消、チャクラの浄化、純なる愛を得る)
  • ムドラー (指、手、身体を 使って行う)
  • 体位体操 (アーサナ)
  • オーム・チャンティング (自分や他人、又地球を癒すテクニック)

等から成る包括的なヨガ体系になっています。

体験談

体験談

実践してすぐに感じたのは「これは尋常な技法ではなかった」ということです。そして、予想していた感じとも少し違いました。伝授さられる前は、スッキリ爽快な感じになるのかな、と思っていましたが、そういう次元を超越していました。アートマ・クリヤ・ヨガを実践すると、自分の中でのざわつき・落ち着かない感じ思考・感情のノイズのようなものがズドーーーン!と強烈に下がり、内側から静けさが広がります。また、肉体と精神と魂の一体感が増し、”今生きている”感じが強くなり、自分自身の感じていることが自分自身でよくわかるようになりました。

私の受講後の約1ヶ月後、妻にもアートマ・クリヤ・ヨガLevel1を伝授していただいたのですが、彼女自身もこの強烈な効能に驚いていました。(夫婦共に日々実践したら、夫婦喧嘩が激減しました

行法以外にも、

  • 聖典(バガヴァッド・ギーターなど)の勉強会
  • ヴィシュワナンダ師の講話

など様々な学びがあり、ヨガの世界や様々なサンスクリット語や様々なマントラ、バジャン(ヒンドゥー教の神を讃える内容をもった歌)に触れることができました。

また、2018年にヴィシュワナンダ師が来日されて初めてダルシャンでお会いした時にいきなり恩寵(霊的な覚醒や変容。通常の自己努力による正比例のような変化でははく、師によってごく僅かな時間で霊的に一気に引き上げられる。)が与えられました。この体験は想像を絶する体験となり、それにより「人が幸せになるには必ずしも外面的な出来事が必要なわけでわない」ことを体験を通して知ることになりました。

今、日本で、しかも2日間で学べます。価格もとても良心的です。定期的に開催されていますので、興味のある方は問い合わせて見て下さい。

アートマ・クリヤ・ヨガは、絶対無比のものです。それらのテクニックはマインドを静めますが、その真の霊的目的は、バクティ(愛と献身)の様々な形態を培うことによって、魂と神との永遠の関係へと目覚めさせることにあります。

AKYを深いレベルで実習するにつれて、神聖なる資質、即ち、平和、自己制御力、強さ、叡智、謙虚さ、思いやり、生命力、そしてそれ以上の資質が自ずと現れて来始めます。

AKYのテクニックは初心者にも習得が簡単ですが、最も進化した瞑想の達人でさえも、シャクティパートの伝授という恩恵を通して、新たな霊的交流レベルまで導けるほどに十分パワフルなものです。

Bhakti Marga Japan

ハリハラーナンダ系統
アラビンダ・クリヤヨガ

アートマクリヤヨガから、そしてヴィシュワナンダ師から想像を超えた恩寵を頂き、このままアートマクリヤヨガで進むのか、と思っていたのですが、2023年2月に様々な出来事・体験から私自身の様々な状況からこのままアートマクリヤの道を誠実に進むのが難しい、と実感するようになりました。

ちょうどその時期に、非常に特殊なクリヤヨガを日本に伝来された方とやり取りする機会がありました。正直、猛烈に悩みました。(え?これだけアートマクリヤと師から恩恵と恩寵を受けてるのに、別の系統いくの?みたいな。もう、本当に何日間もマインドは悶々としました。)

約1ヶ月ぐらい?悩みに悩んで、「新しい扉を開いてもいいかもしれない」と決意して、アラビンダ・クリヤヨガ(ハリハラーナンダ大師系クリヤヨガ)を伝授していただくことになりました。

パラマハンサ・ハリハラーナンダ大師

パラマハンサ・ハリハラーナンダ大師

この一連の出来事の初めの頃、マハアヴァター・ババジ大師とヴィシュワナンダ師のお二方が同時に現れる不思議な内容の夢を見ました。ババジ大師が中心となる夢でした。今思えば、それがお知らせだったのかもしれません。

ハリハラーナンダ系統 アラビンダ・クリヤヨガのクリヤヨガの特徴

アラビンダ師

この系統は、あるヨギの自叙伝に出てくるスリ・ユクテスワ大師とヨガナンダ大師の弟子のハリハラーナンダ大師の系統のクリヤヨガです。

約30年ほどインドを中心に様々な秘技を修行されてきた日本人のクリヤナンダ先生が、2020年に日本に伝来されました。

クリヤナンダ先生

クリヤナンダ先生のブログによりますと、伝統的な「クリヤヨガ」と言っても

  • SRF系クリヤヨガ
  • ヨーギーS.A.Aラマイヤ系統
  • ラヒリマサヤ系統
  • ハリハラーナンダ系統

など複数あり、技法も異なるようです。

え?”クリヤヨガ”でも技法違うの?

多くの方が”クリヤヨガ”を知るのはパラマハンサ・ヨガナンダ大師の「あるヨギの自叙伝」ですが、長年クリヤヨガの世界に関わる中で、わかったのがマハアヴァター・ババジ大師より伝わるとされる系統でも”系統により行法が違う”ということです。

この事実を知った時、「えっ!?どうなってるの?」と思いました。
私自身、すべての系統のクリヤヨガに関わってませんので一部しかしりませんが、そのようです。

なぜクリヤヨガ系統により技法が異なるのかは謎ですが、SRFに関してはあるヨギの自叙伝にもラヒリ・マハサヤ大師から伝わった技法をSRFではレベルを調整して伝えいていると読み取れる記述あります。

「プラナバンダがラヒリ・マハサヤから第2の秘伝として伝授されたこのクリヤ・ヨガは、現在SRFではクリヤ・ヨガ第三の秘伝として教えられている行法である。」

あるヨギの自叙伝 P261

推測ですが、ヨガナンダ大師の時代のアメリカが唯物主義が蔓延していて、伝統的な内容だと、エネルギー的についてこれない方が続出する可能性がある ⇒ ヨガをアメリカに広める目的が果たせない ⇒ 多くの人が実践できるようにクリヤヨガの内容を多くの人が実践できるように調整。 のような感じだったのではと思われます)

アラビンダクリヤヨガは、ハリハラーナンダ大師の弟子のラーガバーナンダ大師が、数千人の弟子の中から選んだ内弟子2名(1名はアラビンダ師)に伝授した特殊なクリヤヨガを伝授しています。次世代のクリヤヨガ指導者を養成するためのクリヤヨガとも言え、かなり強力な技法になっています。

クリヤナンダ先生より、2024年5月に下記動画がUPされました。

そのため、1段目(Level1)から強力なクリヤヨガ技法が入っています。クリヤナンダ先生のブログによりますと、本来ならハリハラーナンダ系統では5段目(Level5)で伝授される技法がいきなり1段目から入ってきます。

クリヤヨガでは、おそらくどの系統でも「修行者のレベル(進化段階)に合わせて伝授して頂ける技法」というのが存在します。5段目といえば、相当な年数を修練して師から霊的成長を認めてもらえていないと教えてもらえないような技法です。ここのクリヤヨガ系統は、通常のハリハラーナンダ系統より初段からハイレベルなクリヤ行法が入ってきて、かなり強力になっています。

体験談

以下、最初に伝授していただいた「Level1のクリヤヨガの行法の効果」です。

Level1のクリヤヨガの行法の効果

●クリヤヨガや瞑想に適した身体
・エネルギーが流れやすい体づくり
・グランディングやハートが開いた身体

●驚異的な集中力
・最初の伝授のときでは目を開けての瞑想が10秒できない人がクリヤヨガを始めて数日~1週間とかで瞬きを一切せずに3~5分瞑想できる集中力を得ています

●ブラフマンの特性である『内なる音』が聴こえることによって天と繋がる
・天とつながるエネルギーセンターの開発
・実際に早い人で1週間、遅い人でも3ヶ月で『内なる音』を聴こえるようになっています
・霊的感覚の開発

●チャクラの開発
・それぞれチャクラの肉体レベルからもっと深い次元での開発

●5感の開発(とくに視覚・聴覚・触覚)
・ブラフマンの特性である『音・振動・光』を実際に『音』を耳で聴こえ、『振動』を皮膚で感じ、『光』を目で見えるようにしていきます

●思考を止める準備段階
・思考を止めることにより習慣化されたカルマから解放される

●性欲からの解放
・クリヤヨガに適した身体づくりによって、通常は背骨に沿って上から下に流れるエネルギーの流れを逆転させ背骨に沿って下から上へエネルギーが流れる身体になり性欲の克服や老いから解放されます

初段からこれだけの内容・効果のある行法が入ってます。本当に入ってます。「数千人の弟子の中から選んだ内弟子2名バージョン」というのも納得です。

2023年の3月に伝授していただいて、まず感じたのが結構きついということです。伝授といっても1回で終わるわけではなく、複数回に分けて伝授して頂くのですが、最初に伝授では「あ、大丈夫そう」と感じましたが、1~2週間ごとに新しい技法や既に教わった技法が進化してより高度になっていきます。

教わった行法にようやく慣れてきた、と思っても教わる毎に行法増えたり、既に教わった行法が進化して、全体としての行法の効果が強くなっていくため、その流れについていくので精一杯という感じでした。

また、本来なら5段目の行法が猛烈に強いです。伝授間もないころ、5段目の行法を多めにやったら、エネルギー強度が強すぎて、翌日、身体の内側が燃え尽きたかのようになり仕事ができませんでした。。。

また、夫婦で伝授していただいたのですが、夫婦ともに「カルマの吹き出し」が起こりました。。。

「カルマの吹き出し」とは?

「カルマの吹き出し」とは、その人自身が抱えている輪廻転生の旅の中で蓄積したカルマ・課題がエネルギー的に吹き出すことです。

この”吹き出す”という表現が本当に適切な感じで、自分自身でコントロール(自己制御)が難しいくらいにドバドバ出てくるのです。

例え話になりますが、ある人が傾向として悲しみぐせ、や、嫉妬心を課題として持っていたとします。そうすると、このクリヤヨガをすると本当の自分ではないものを強烈に浄化していきますので、何かのきっかけで眠っていたカルマのパンドラの箱がパカッと開いて、ドバドバでてきて、

  • 悲しみグセがある場合⇒(特に何も起きていないのに)悲しくて悲しくてどうしよもなくなる。
  • 嫉妬グセがある⇒嫉妬心で相手をどうにかしたくなるほどの思いが内側からとめどなく湧いてくる

みたいな状態になる可能性あります。

私達夫婦の場合、このような状態が数日間続きました。。。
(正直、その期間はまともに仕事ができません。。。)

指導者の重要性

最近はネット上に一部のクリヤヨガの行法が掲載されていることもあるようですが、個人的経験から、ネット独学は全くおすすめしません。日々の実践の中で、様々なことが起きることもあり、適切な指導者がいれば具体的な対処法など、サポートしてもらえます。

クリヤヨガは、ババジ大師と繋がっている指導者から伝授してもらうことが大前提となってるはずです。

あと、このクリヤヨガは非常に強力なため、肉体的・精神的・霊的に何かが突然起きることがあります。これは私も妻も起きました。

私の場合はこのクリヤヨガを初めて約半年ぐらい経過したころ、技法中に突然あることが起きました。正直かなりビックリしたのですが、後日先生に報告したところ「〇〇ですね」と回答いただけました。

実践して11ヶ月目ぐらい?に妻にもある肉体的・霊的な変化が起こり、私も確認したのですが「何これ?どうなってんの?」みたいな事が起きていて、先生に確認したところ「すごく稀な例です」とその他いろいろアドバイスいただけました。
(因みにこの変化が起きてから、妻の精神安定度が格段に増し、1/3ぐらい人が変わったんじゃないかと思ってしまったほどです)

このレベルのクリヤヨガになると、実践者に「何らかの変化」が短期間の内に訪れる可能性高いです。「心地よい変化」だけでなく、先程の「カルマの吹き出し」みたいなことも起きたりしたので、身近に相談できる指導者がいることは本当に重要です。

クリヤナンダ先生のページにも、「一般化するために純度の薄められた誰にでも簡単にできるクリヤヨガではないので、進むにつれて要求される難易度が高くなっていきます。」と記載ありますが、私もこちらのクリヤヨガを実践してわかったのですが、広く普及して実践してもらうことを目的としたクリヤヨガは、様々な段階の方でも実践できるよう、エネルギー的に調整されている、ということです。

そして、このクリヤヨガは、全く薄めいていないクリヤヨガになっていると思います。

Brahmavidya Course is only available at Brahmavidya.Original Kriyayoga of Maha Avatar Babaji.

Brahmavidya is more powerfull course than common course.

アラビンダ師

正直、このクリヤヨガは(私からすると)1段目(Level1)から、ちょっと怖くなることもあるくらいの強度あります。
でも、先程の「カルマの吹き出し」を乗り越えると、何年も課題としてきた腫れ物がスッキリ取れていきます。

クリヤナンダ先生のブログに

クリヤヨガを毎日実習してもらって3〜6ヶ月で実際に『内なる音・光・振動』を感じれるようになってもらうためのプランです。

と記載があります。

「内なる音」とは?

秘密にされている内容のため、一部しか記載できませんが、このクリヤヨガを伝授して頂いて実践すると、1ヶ月~3ヶ月ぐらいで、ある特殊な音が聞こえるようになります。

私の場合は多分1ヶ月~2ヶ月ぐらいだったと思いますが、瞑想中に普段は聞こえない音がかすかに聞こえるようになりました。この音は妻の方が早く聞こえだし、私も聞きたいなと期待があったための勘違いかな?と思いましたが、勘違いでは無かったようで、ある日から聞こえるようになりました。

最初は集中してかすかに聞こえる程度だったのですが、その後、数カ月間、日々クリヤヨガを実践したり、先生から直接エネルギー調整が入って、伝授から約1年経過したころには、この内なる音が結構な音量で聞こえる…というより、内側で鳴り響いているような状態になりました。

この音は、1つの音というよりは、様々な音があり、音質が一定でありながら変化もするような、まるで音が生きている感じで、最初聞こえ始めた頃は内なる音が聞こえた喜びとともに、「これはいったいどうなってるんだ?」という未体験ゾーンに入った怖い感情も湧いてきました。


この「内なる音」が聞こえるようになった間もない頃に感じたことですが、このクリヤヨガは「音楽関連の人だと仕事に影響するかも?」と思いました。ヘッドフォンとかすると、内なる音がより強く聞こえますし、ある意味”無音”の状態がなくなるためです。

先生のブログによりますと、『内なる音、光、振動』をイメージでなく実際に感じれるようになると、ブラフマヴィディヤ(Brahma Vidhya:ブラフマンの叡智)に達したことになるようです。

このクリヤヨガは、1段目の技法だけでも一通り実践するのに1時間~1.5時間程度かかります。毎日続けていくと、上記ような変化を体験していくことになります。

また、詳しくはハイハラーナンダ大師の下記動画がおすすめです!(自動翻訳で日本語に設定してください)

関連リンク

以下のページに、具体的なクリヤヨガの行法や効能など一部掲載されています。

クリヤヨガジャパン【公式】
不滅のヨガ - クリヤヨガジャパン【公式】 【公式】クリヤヨガジャパン(Kriya Yoga Japan)ー クリヤヨガ、マントラヨガ、シュリ・ヴィディヤ等の伝授やレッスンを行っています。マハーアヴァター・ババジ大師より...
クリヤヨガジャパン【公式】
クリヤヨガの系譜と伝授と技法 - クリヤヨガジャパン【公式】 クリヤヨガの系譜、クリヤヨガの効果、グルの言葉、クリヤヨガの伝授の条件 クリヤヨガをする資格、クリヤヨガの伝授技法(レベル1)、伝授式、伝授料金、注意点とキャン...

ラヒリ・マハサヤ大師のメッセージ集もおすすめです!

クリヤヨガジャパン【公式】
ラヒリ・マハサヤの言葉ー深遠な平和の霊気を放った神人 - クリヤヨガジャパン【公式】 ラヒリ・マハサヤ-常に無呼吸・不眠・心臓の鼓動と脈拍の停止という状態で終日まばたきもせずに端座し深遠な平和の霊気を放った神人であるラヒリ・マハサヤ大師が弟子たち...

最後に

このページを作成するにあたって、今までに本当に様々な師に学ばせていただいたんだな、と実感しました。

私自身は元々、霊的な感性?みたいなのは全くなかったのですが、霊性の道を歩むなかで、本当に想像もしていなかった世界・体験に導かれたようにも感じています。

すべての師に感謝致しますm(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m

また、日本でも既に様々なクリヤヨガ系統がある中、2020年にクリヤナンダ先生によりインドからこの強烈クリヤヨガが伝来されたことに深淵な意味を感じています。

このクリヤヨガの実践で生ずる強力なエネルギーを受け入れられる素養を持った方が(今は繋がっていなくても)既に日本に一定数おり、その方々をさらなる霊的な高みへ引き上げていく、そんな潮流が広がりつつあるのかもしれません。

以上、この個人的な記録が、誰かのお役に立てれば幸いです☆

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